からだのラインや、見た目はもちろん、
むくみや血流、内臓機能や、脳の状態までにも影響しくる、
大切なところです。
今はまだ大きな問題ではない人でも、
10年後、20年後…、と、年齢を増すにつれて、
骨盤の小さな開きが、ひざや腰、
または肩こり、首の痛み、頭痛にまで関係してきたり、
内臓疾患を招くこともあります。
精神状態にまで影響することもあるでしょう。
世の女性が美しく、イキイキとされていると、
世の中はどんどん明るくなるはず。
だから、女性のプロポーションや、見た目はすごく大切なことです。
しかし、見た目がいくら美しくても、元気で健康でなければ楽しくありません。
大切なのは、「丈夫なからだ」。
元気で健康なことこそ、
その人がイキイキと人生を楽しんで生きていくことに、
つながっていきます。
「痛いところもなく、疲れにくい丈夫なからだ。」
今だけでなく、年齢を増しても、それが持続できること。
老後になっても、好きなことが出来て、好きなところに行けて、
バリバリ遊べる!バリバリ楽しめる!
そのための、骨盤矯正でもあります。
そんないい状態では、代謝もよくなり、
内臓も元気。脂肪の燃焼もしやすかったり、
お肌のハリなどにも、いい影響が出るかもしれません。
結果、内も外も美しい、健康美人につながりますよね。
骨盤矯正は、雑誌、テレビなどでも、よく取り上げられているようですし、
女性と話をしても、骨盤矯正の質問をよく受けます。
女性の骨盤への関心はとても高いようです。
「産後の骨盤矯正」といわれるように、
産後の方は、より気なるようですね。
では、開いた骨盤を治療するには、
どうすればいいのでしょう?それには、
治るための近道になるポイントがあります。
まず、
① 骨盤筋をしっかり戻す
骨盤の開いた方のからだを見てみると、
力の入りにくくなった筋肉が骨盤周りに確認されます。
これは、分かりやすく言うと“筋肉が伸びている”ような状態。
この状態では、筋トレなどをしても戻りません。
伸びた筋肉は、筋肉の繊維や神経などの問題などによるため、
筋トレなどをして鍛えようとすると逆効果。
また、骨盤を閉める骨盤バンドなども、一時的なことになります。
骨盤筋を戻すために、その筋肉の繊維や神経の問題を探し出し、
そこを手当てします。
② 骨盤は、とても繊細。
頑丈さを欠いた骨盤や、伸びた筋肉は、
とてもデリケートな状態になっています。
骨盤や腰を捻ったり、押したり、もんだり、ポキポキしたり、
筋トレしたり、骨盤エクササイズするということは、
弱まった骨盤には大きな負担です。
大きな力を使って治そうとするよりも、小さな力で治るほうが、
悪化することもなく、きれいにしっかりした骨盤に戻ります。
大切なことは、骨盤や筋肉が回復する隠れたポイントを見つけること。
そのポイントを使えば、むやみに大きな力を使かって治そうとしなくても、
軽く触るだけで安全に確実に回復していくのです。
③ 邪魔しているものを取り除く
骨盤が回復していくためには、
からだの中で骨盤の回復を邪魔しているものを取り除く必要があります。
その邪魔しているものとは何か?
それは、「ゆがみ」や、「動きの硬いところ」や、「筋肉のバランス」だったりします。
骨盤が開いた原因の多くが、そういうほかの場所から来ていて、
それらの問題が骨盤回復の鍵を握っています。
それは、背中かもしれないし、ヒザかもしれませんし、
首かもしれません。そういうポイントも、
また骨盤回復することの近道になります。
④ 骨盤が開きにくい使い方に変える
骨盤の開きは使い方に左右されます。
治療で回復した骨盤をよりしっかりしたものにするためには、
骨盤の開きやすくなることをより少なくし、
閉じやすくなることを生活に取り入れていくことです。
先ほどの、①の骨盤筋と、③の邪魔しているものが分かると、
その人にあった骨盤の使い方が分かり、より安定したからだになっていきます。