2012年3月30日金曜日

丹田で、肩こり解消!

現代は、緊張型の人が多い。
緊張型になると、肩も張ってきます。

頭や肩は緊張していても、
腹には力が入らない。
「腹を据える」「腰が据わる」と言いますが、
腹が据わっていなくて、
上半身が緊張しています。
腹とは、おへその下。
下腹のところです。
ツボでは、丹田というところ。

前かがみの姿勢。
デスクワークなどの座った姿勢。
腰が曲がった姿勢。など、
お腹が引っ込んだ状態が多いと、
腹に力が入りにくくなります。
そしてその分、肩に余計、力が入ってい、
肩こりになります。

今、ヨガを学んでいますが、
ヨガでの動きは、
腰や腹が中心。
からだを倒す動作は、腹から動きます。
そうすると、自然と肩の力が抜けていきます。

そして、もうひとつ肩の力を抜く方法を習ってきました。
手のひらを上にする。
そうすると、また肩の力が自然と抜けます。
座っていても、膝の上に手を置くとき、
手のひらを上にする。
そうすると、肩がラクになります。

最近、介護の移譲などで使われている、
古武術もそんな動きですよね。
手のひらを返して、背中に添えて起こしてあげると、
少しの力で移譲が出来たりしますね。

また、手のひらを上にしたポーズは、
受け入れのポーズです。
相手を受け入れるポーズ。

腰や腹を使ったり、
手のひらを上に向けたり、
そんなちょっとした動作を取り入れることも、
からだがラクになる近道になります。


2012年3月29日木曜日

栄養は摂ることより、出すこと

栄養不足の原因は、摂っていないのではなく、
摂りすぎていることが、多くの原因です。

現代は色んなものを食べて、
飽食の時代と言われていますよね。
ほとんどの人が食べすぎという事です。

いっぱい食べて栄養不足って、おかしなことです。
もちろん、ジャンクフードや添加物、肉食、油物・・・。などなど、
そういうものが多く、必要なものが不足しているかもしれません。

でも、最近は食や栄養の意識が徐々に変わっていて、
野菜など気をつけて食べている人も増えてきているようですよね。
いいことですよね。

ただ、まだまだ間違った情報も多いのも現実です。

その1つに、一日3食。
実は3食は食べすぎ。
3食でいいのは昔の話。
例えば、玄米菜食で3食なら胃腸の負担も少ない。
チョコレートやケーキもない。
季節に出来たものを、
そして土の肥えた畑で大地からの栄養をたっぷり受けた食材で。

でも、ほとんどの人はそれとは遠い食事。
そして食べるときの姿勢も悪くて、よく噛まなければ胃腸はより大変。
肉体労働もしていないデスクワークの人だったら、
体への負担は計り知れません。

朝食をしっかりと食べることも、大切だとよく言われていますが、
朝起きて間なしに食事をされても、
起きたばっかりの胃腸はびっくりしてしまいます。

昔のように、朝早くから田畑で一仕事してからの朝食ならまだしも、
消費もしていなくて、目覚めたばかりだとお腹は大変です。

そんな状態だと、消化もしっかりと出来ませんね。
消化が出来なければ、吸収もできないですよね。
しかも、胃腸に負担の多く食材ばかりで、
消化も大変。となれば、内蔵はお疲れの連続ですよね。

そうなると、色んな老廃物も排泄しにくくなり、
その老廃物が体内にとどまります。
その老廃物によって、血液は汚れ、汚れた血液は全身に運べれます。
そうなると、筋肉、神経、血管、骨・・・などなど、
全てのものが、新鮮な栄養ではなく、
よろれたものによって、壊れていきます。
すぐに怪我をしたり、いためてもなかなか治らなかったり。

そして、そんな状態では、胃腸も弱まっているので、
いくら、いいサプリメントを摂っても、
吸収されず、出て行ってしまいます。

吸収されるには、まず汚れた老廃物を、
体から出すこと。

脳と同じように、
アウトプットするとインプットされる。という事と同じように。
体も汚れたものが出れば、新鮮で綺麗な栄養も、
すんなりと吸収され、体に浸透していきます。

まずは、出しましょう。
またまた春です。デトックス。デトックス。







2012年3月23日金曜日

乳児のからだ つづき

昨日の記事でお伝えした、乳児の運動ですが、
実際に受けてみて、
また、自宅で帰ってから行ってみましたが、
早速変化がありました。

子供の表情が明らかに明るく柔らかくなり、
からだも柔らかくなって、
やはり乳児の変化は早いな~と、
感心しています。

そして、もうこんなに小さくても、
適切な運動が必要なんだとも実感。
明らかに、その運動を喜んでいるかのように、
その子のからだと表情から、
伝わってきます。

適切な運動が、
神経と脳の発育に、
伝わっていることが分かります。
本人も気持ちいいのでしょうね。

そして、昨日受けている時に、
右の股関節が少し硬いと、
指摘を受けて、実際に診てみると、
確かに少し硬い。
治療家ながら、
その子のからだのことを見過ごしていました。

で、帰ってまたからだをみながら、
あっ。ここか?と、
股関節の硬さの原因に、何となく気がつき、
やってみると、即効。
答えは、右の耳にあり、また感心。

以前におっぱいを吐いたのが、
耳に入ったせいか?よくわかりませんが、
耳の中に白く湿って固まったものがあり、
それを気にしてか?
よく、その側の耳を下にして寝ていました。
そして、右耳が少し硬くなってきていたので、
治療でよくする、耳を柔らかく戻すことをしていました。
(もちろん耳の中にあったものは取り除いています)

最近、その耳の症状も治っていたので、
やっていなかったのですが、
からだのバランスをみて、
何となく、股関節の硬さの原因が、ここだなとピンと来ました。
で、早速触ってみると、すぐに変わりました。
驚くくらい、股関節が柔らかく回る。
やはり、乳児は早い。即効ですね。

またまた、乳児の変化の速さに感心し、
また、耳と股関節のつながり、
からだのつながりの面白さに感動。
からだって面白い。子供も面白い。

ただ、このケースでは、たまたま耳でした。
股関節が硬ければ、必ず耳というわけではありませんので、
誤解しないようにしてください。

股関節がもし硬くても、
その子その子で原因が違います。
また、先天性股関節脱臼や、
骨の形成の違いにより、
変わらないものもあります。
(ただ、先天性股関節脱臼などの問題には、
そこをかばってできる、からだのアンバランスさの修正には有効と思います。)

耳も大切なところですので、
この記事を読んでも、
ご自分で子供の耳を引っ張らないようにしてください。
もし、気になるようでしたら、専門の方に見てもらいましょう。

ただ、からだの面白さと、
からだの不思議なつながり。
また、乳児期、幼児期のからだの発育の大切さを
お伝えしたく記事を書きました。
筋肉や骨格の発育は、
神経や脳、内臓など、すべてにつながっています。

そして私自身、
今回、乳児や幼児のからだを見せてもらながら、
多くの気付きをもらいました。
自分の治療につながることもたくさんあって面白い。

からだはつながっているということ。
筋肉は筋肉だけをみるのではなく、
からだ全体の一部としてみること。
そして、神経や脳との関係の大切さを再確認。

本当に、筋肉は神経や脳など、
からだの中の様々な情報を提供してくれている窓口です。
痛みや、ゆがみなど、なにかからだに問題があっても、
ただむやみに揉んだり押さえたり、
適当な処置をからだに与えるのではなく、
症状は、からだからのサインととらえ、
それに適したことを自分に与えていくことが大切。

・・・などなど。
子供を通して、いろいろなことを再確認し、
面白さを提供してもらっています。

つづく・・・

2012年3月22日木曜日

0歳児のからだのおもしろさ

自分の二人目の子供が生まれてから、
一人目の時以上に、
からだを触ったり、見ながらして、
楽しんでいます。

0歳児のからだの面白さ。
感心するやら、感動するやら。
からだの動きから、
からだと、脳との密接な関係など、
本当に面白い。
自分が学んできたことや、
治療で実感してきたことが、
つながりだす。

目の動きの大切さ。
股関節の動きの大切さ。
手、足。
皮膚感覚。
体幹の動きと、指の動きの連動。

などなど、筋肉の動きは、
脳や神経の情報を正確に教えてくれる。
筋肉は、本当に大切な情報源だな~と、
つくづく感じます。

今日、子供のからだの動きなど、
よくご存じな、保育園の元園長先生に、
(一人目がお世話になっている)
0歳児で出来る動き。
0歳児で必要な動きを、
実際に教えてもらい、受けてきました。
受けている間、子供は本当に気持ちよさそう。

ほんの10分ぐらいだったが、
その後、すやすやと穏やかに眠った。
最近、昼間は寝が浅かったのだが、
あっけなく寝た。

寝の浅かった原因の一つは、
動きが少なかったことと判明。
もう、こんな小さなときから、そんな動きが必要だったとは。
思っていた以上に、結構な運動が出来るんですね。
感心しました。

しっかりと、神経を使わせてあげること。
それも、親の大切な役目なんですね。
放っておけば勝手に動くというものでもないようです。
目からウロコ。
悩んでいた寝の浅いことも、
軽く解消。

もちろん、「生活リズムも大切」
と、ご指導いただきました。
寝る時間、起きる時間。
寝るときは決まった時間に寝る。
起きる時は、ピッと決まった時間に起きる。
ほんと、基本中の基本。
大切ですね。

先日のブログで、
「乳児の必要な動きを教えます。」
なんて、偉そうに言いましたが、
もっと、いいこと教わりましたので、
また、お伝えします。

これは、子供だけでなく、
大人のからだの治療にも、
繋がりそう。

小さいときから、
しっかりと育ててあげることは、
大人になって大きく変わると思います。
それは、いつも治療の現場で感じさせてもらっていること。

もちろん、からだだけではありませんよね。
こころも一緒に育つこと。
こころとからだは連動していますからね。
こころが硬ければ、からだも硬くなる。
からだがゆるめば、こころも緩む。
逆もありますね。

そんなことを、治療の現場で日々思っているのですが、
今日は、それを子供のからだを通じて、
感じさせてもらいました。

ありがとうございます。


2012年3月19日月曜日

シビレの治療

手や腕がしびれたり、
足や腰がしびれたり、と、
しびれの症状も様々です。

病院などに行くと、
手や腕のシビレであれば、首を疑って、
首のレントゲンなどを撮られることが多いと思います。

また、足のしびれの場合は、
腰のレントゲンを撮ることが多いでしょう。

しかし、レントゲンを撮っても、
原因がよくわからなかったり、
もし、ヘルニアなどがあっても、
手術を勧められたり、
手術をするほどでなければ、
牽引や、くすりなどで症状の観察ではないでしょうか?

当院に来られる患者さんは、
そのような、診断や治療を受けても、
善くならなかったり、もっと原因が知りたいということで、
来られることが多くあります。



では、しびれの原因は、
本当に首や腰だけなのでしょうか?


そんなことはありません。


しびれるということは、
神経が通っているその経路の間の、
どこかに圧迫されている可能性があります。

(もちろん、シビレには、
圧迫だけでなく栄養的な問題や、
血流などの問題の場合もあります。)


もし、手の指にしびれを感じているのだあれば、
首から手の指先まで全体を診ていかなくてはいけません。
それは、首かもしれないし、肩かもしれないし、
胸かもしれないし、腕かもしれません。


その経路で、どこに圧迫を受けているのか?
それを見つけ出し、そこの圧迫を取り除いて行くことが、
大切になってきます。


ですから、もし腕に問題がある場合に、
首ばかり治療しているというのは、
ポイントがずれているということです。
症状が治る可能性は薄いでしょう。


まず、神経を圧迫しているところはどこにあるのか?
探っていきそこを取り除いてあげること。

そして、そのポイントが分かったら、
次になぜ、そこに圧迫を受けるようになったのか?
その原因となった、ゆがみやからだのねじれがあれば、
そこも整えていくことも、大切になってきます。


①神経が圧迫されているところを見つけ出し、取り除く
②その原因となった本当の問題(ゆがみやねじれ)を探し出し、整えていく


この二つが出来れば、
改善される可能性は高くなります。


ただ、しびれは、
整えばすぐ善くなるとは限りません。
整ってから時間差で症状が軽減してきたり、
また、首や腰などに変形などが原因の場合は、
改善しにくいこともあります。

しかし、原因を突き止めないまま、
あいまいな治療を続けていては、治るものも治りません。

放っておくより、1日も早く善くしてあげた方が、
からだも改善しやすく、ラクになるでしょう。


諦めず、ご自分のからだの可能性を信じて、
ラクなからだを取り戻しましょう。


2012年3月16日金曜日

乳児、幼児のからだの発達と、ゆがみ

乳児、幼児には、適切な発育が大切です。
しかし、成長段階において、
間違った方法(抱き方、寝かせ方、歩かせ方・・・etc)によって、
からだに問題が残ることがあります。

また、けがなどにより、手や足を固定したり、
からだの動きを制限してしまうことがあると、
神経や脳の発育に影響し、
その問題が大人になっても残っていることがあります。

見た目にはよくわからなかったり、
生活も普通にできるので気がつかないケースも多くあるようですが、
腰痛や肩こりなどに関係していたり、
内臓の問題や、からだの様々な問題に関与していることがあるようです。

その場合、
適切な診断と、治療(または適切な運動)が必要になります。

治療でもそういう問題に、
対応した方法があります。
もちろん、すべての問題がクリアーになるわけではありません。
重度の問題であれば、
より適切な運動も必要になってくるでしょう。

しかし、からだのゆがみを整えるための一つの方法としては、
とても有効な治療です。

そこで、もう一つ大切になってくるのが、
乳児期、幼児期の育て方です。
抱き方、目の使わせ方、手、足の使い方など、
その時期時期にあった方法や、
遊ばせ方が必要のようです。

成長にしたがって、
こどものからだの使い方も変わってきますが、
寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、・・・。など、
その時にする動きに平衡して、
脳の発達する場所も変わってきます。

そのためには、
親や周りの大人の知識も必要になってきますが、
まずは、子供の動きの邪魔をしないことが大切。
その子が動きたいことを制限してしまうことを、
排除していくこと。

例えば、動きにくい服装により、
手や足の動きを制限していれば、
動きやすい服装に。

抱き方も、正しい抱き方もありますが、
まずは、片方ばかりに偏らず、
右、左と、両方同じように抱くこと。

また、お母さん、お父さんの抱っこする大人が、
ゆがんでいると、抱っこされている子も
ゆがんだ状態になります。
大人のからだの状態も大切になります。

子供にいい抱き方なども、
またお伝えします。


水とゆがみの関係

治療をしていて、「水が不足しているな~」
と思うケースが多くあります。

当院では、筋肉の筋力を診ながら、
その人のからだの状態を診て行きます。

からだの筋力でその方が、
何が不足しているのか?診ていくことが出来ます。
水や、ビタミン、ミネラルなどなど。

その人の筋肉やゆがみだけでなく、
栄養状態や、内臓の状態、神経の状態、など、
いろんなことが診て行けます。
もちろん、からだの中のすべてのことが、
何でも分かるわけではありませんが、
筋肉はからだの中の見えないところまで、
たくさんの情報を与えてくれます。

そして、水が不足している場合、
からだの全部の筋肉が、
(きちんとテストすると)
力が入らないのです。

すべての筋肉に力が入らない場合は、
必ずしも、水が不足しているとは限りませんが、
最も多いなと思われるのが、
水の不足です。


「水分は撮るようにしていますよ。コーヒーとか、お茶とか・・・。」


「いえいえ、水分ということではなくではなくて、水ですよ。」


本当は、人間はそこまで水を採らなくてもいいそうですが、
それは、からだの中がとてもクリアーな状態に限ります。

玄米菜食で、よく噛んで、適量。
適度な運動、からだも柔らかく、精神的にも豊か。
そんな生活を長年していれば、水はそこまで必要ないようです。

近年、食材や添加物など気をつける方が増えて、
食に対する意識は少しづつ改善されつつあります。
しかし、まだまだ、からだに負担のかかる食生活をしている方がほとんど。(私も含め)
お肉も食べますし、お菓子も食べます。過食の方もおられます。
そういう状態では、多くの水が必要になります。

もちろん食生活を見直すことも大切。
しかし、無理は禁物。
自分のできる範囲で整え、
後は、しっかり水を飲むこと。

からだにいいといえない食材は、
排泄されないでからだに残るものもあります。
そんな状態では、血液も汚れ、
内臓から、筋肉、骨、神経・・・、と、色々なところに影響が出ます。

それを少しでも排泄するのを、助けてくれるのが水です。
水を飲むことで、おしっこから排泄。ウンチも出やすくなります。
血液もきれいになりやすく、
少しはからだの応急処置になります。

これが出来ていれば、
筋肉は正常に機能しやすく、
からだは安定してきます。

もちろん、筋肉だけでなく、
脳も活動しやすく、
内臓も改善されます。

からだのゆがみを整えていく際に、
全身の筋肉が正常に機能していないと、
なかなか整いません。
善くなっても、持続しなかったり、
また悪くなったり。

筋力検査で、力が入らなかった人が、
水を飲むようにしたら、
次に来られて時には、
力が入るようになられています。

その状態になると、
治療もとてもスムーズに進みやすくなります。

水を飲むことは、
からだの基盤がしっかりすることに繋がり、
からだの不調を改善する第一歩になります。

どんどん、水を飲みましょう。

(ミネラルウォーターか、いい浄水器がオススメです)

2012年3月5日月曜日

コリをほぐすのは、よく考えて


筋肉のコリは、ほぐしてはダメ。

肩こり、腰、うで、あし・・・など、
凝っているところを、ほぐす。というのは、
当たり前のようになっていますが、
からだにとっては、ダメージになることが、
多くあります。

筋肉の繊維は、とてもデリケート。
ゴリゴリと揉みほぐすようなやり方では、
筋肉の繊維は、痛んでしまいます。

マッサージ屋さんや、治療院、エステなどでは、
そういうところがいまだに多いようです。

マッサージ機に寝てゴリゴリやっている人も、
おられるでしょう。
電気屋さんの、マッサージ機のコーナーは、人気ですね。
寝ている人は、とても気持ちよさそう。
でも、ゴリゴリしている筋肉には、本当はよくありません。

その時は、気持ちよくてほぐれたように感じます。
凝った筋肉も、柔らかくなって、よくなった~と思えます。
しかし、よく耳にする言葉は、


「その時はいいんだけどね。」


皆さん、よくわかっておられます。


筋肉は、揉んで柔らかくすると、
筋肉の繊維に、小さな傷がつきます。
その時は、ほんの微量な傷なので、気がつきません。
痛くもなんともないし、気持ちいいだけ。
もしくは痛気持ちいい。

しかし、それを繰り返し、繰り返していると、
筋肉は、傷つき、傷つき、を重ね、
まるで、かさぶた(瘡蓋)が何層もできるように。
または、瘢痕が何層もできるように、
どんどん、硬い硬い筋肉になっていき、
そして、伸び縮みが出来ない筋肉になります。

伸び縮みが出来ない筋肉と言うのは、
筋肉に力が入らない状態です。
でも、日常生活は普通にできるし、
物も持てるので、本人は力が入らないなんて、
気がつきいませんが、筋肉テストをすると、びっくり。
本当に力が入らなくなっていることが多いのです。

つづく。


次回は、筋肉のコリの原因。
そして、揉みほぐすことをしなくても、
よくなる方法をお伝えします。