2011年11月4日金曜日

ききうでときき足

あなたは、自分の姿勢を気にしたことがありますか?

自分で鏡でチェックしたり、
家族の方や友人に見てもらってりすると、
右の肩が下がっていたり、頭が傾いていたり、
腰がねじれていたり・・・。
以外と新たな発見があるかもしれませんよ。


(鏡で見る時は、はだかで見るとすごくよくわかりますよ。お一人のときに楽しんでください~。)


私も、何を隠そうねじれていました。
以前、パスポートの写真を取りに、カメラ屋さんに行きました。


「いい姿勢をしてくださ~い」
(はいはい。俺にいい姿勢なんて10年早いぜ!)
なんて、自信満々で、自慢のいい姿勢をご披露したのに。


「右肩を少し上げてください」


マジ!?


「あっ、上げ過ぎです。」


う”っ!?  そんなはずは・・・。


「少し、アタマを左に倒してくださ~い」


アタマもかっ!?
まっすぐが分からん!?


そんなことが、ありました・・・。


皆さんは、こんなふうにならないように、気を付け下さいね。





こんな私が言うのも何なんですが、
からだのゆがみは、普段からの姿勢が大切です。


例えば、右利きのであれば、重心は右にがかかりやすいので、
右肩が下がった姿勢になってきます。
左利きであれば、左に。
だから、普段の姿勢は要注意です。


レジ打ちで右手をよく使う人は、
右重心になって、きき足も同じ“右”になる人が多く、
そうすると、右肩が下がって、
からだも全体に右へ傾いてきます。


デスクワークであっても、
家事でも同じことが言えます。


私も、仕事中は右手をよく使うので、
右肩が下がり気味です。


そんなときいいのが、
時々、重心を変えてみてること。
右重心になりやすいのなら、左足に軽く重心をかけてみたり、
両足で立ってみる。


また、右利きなら、左で箸を持ったり、
左で歯磨きしたり、と遊んでみること。


そんなことをしても、すぐにはあまり変わりません。
(「なら、言うなよ!」と思うよね。)
でも、そういうことを少しづつやってみると、
日々の生活の中で、
自分の姿勢を、
意識することが増えてきます。

鏡でチェックする回数が増えてきたり、
悪い姿勢に気付きやすくなり、
「おっといけない!」と、姿勢を正す回数も増えます。



女優さんでも、お笑いの芸能人でも、
見られている人は、みんな姿勢いいですよね。
そして、カッコイイ。

いい姿勢に慣れてくると、
カッコイイ姿勢も維持してくなってくるかも。


2011年11月2日水曜日

私が治療家になった理由

私が、この仕事に就いた理由は、何だろう?
と、自分で振り返りながらここに書いてみた。



- 『これは、マジックか!?』 -

私が、この世界に入ったきっかけは、“憧れ”

高校生の時の、陸上競技でのけがが理由で、
接骨院へ行き素晴らしい先生に出会えたことが、きっかけになった。

そこの接骨院は、とてもハヤっていて、毎日すごい人だかり。
いつも患者さんでいっぱいだった。

先生は柔道家で、若く、デカく、たくましい、エネルギッシュ!な方。
しかも聡明で誰もが尊敬する人だった。

また、治療がものすごい。
次から次へと来られる患者さんを、いとも簡単にパパッパ!と治していく。

時には、人が救急車で運ばれてくる。
そこはまぎれもなく病院ではなく、接骨院。
接骨院に救急車で運ばれてくる人なんて、聞いたことがない!

立つことも、寝返ることもできない人が、救急隊員によって運ばれ、
そして大勢の患者さんが見守る中、
先生は動じることもなく、いとも簡単に治してしまう。
結局その患者さんは、スタスタと歩いて帰って行かれた。

「これは、マジックか!?」
「これは、超能力か!?」
「まさに、エンターティナーだ!」

私はいつも、待ち時間に他の患者さんの治療にくぎ付け。
驚きの連続で、毎日治療に通うのが楽しみになっていた。



- 『サラリーマンをするよりいいぞ』 -

そんな、すごい治療に魅かれ、パワフルな先生に憧れ、
初めて『尊敬する人』を見つけた。

しかし当時、「建築士になりたい」と思っていた私には、
その先生への憧れはあっても、
「接骨院の先生」という職業に対してのイメージは、
決してカッコイイと思える仕事には映っていませんでした。
すごいけど、職業としては地味だなと。

しかし、毎日治療に通い、その先生の治療に
目を輝かせてずーっと見ている高校生の私を、
面白いやつだと思われたのか、
先生は「接骨院の先生にならないか?」と、いつも誘ってくださった。

当時私は、自分の評価が低かったせいか?
将来、大人になってお金持ちになれると願っていながら、
程遠いい夢のように思っていた。
そんなときに繁栄していて、
幸せな小金持ちのそうな人が目の前にいる。

思い切って聞いてみると、
「サラリーマンをするよりもはるかにいいと思うよ」という答えが返ってきた。

こんな話をすると、やらしく思われるかもしれません。
しかしこれが正直な話で、私をこの道へ大きく背中を押してくれた。
私たちの年代は、子供の時になりたかった職業は、プロ野球選手など。
やはり、カッコよくて、しっかりお金も稼ぐ男に憧れた。
その当時では当たり前のこと。
今の時代とは少し違うかもしれない。

こんな、マジシャンのようになれて、
しかもお金もしっかり稼げるなら、
「接骨院の先生」になってもいいかも!
そう思えるようになり、この道に進む決心をした。


自分のこの道に進んだきっかけは、
素晴らしい師匠との出会い。

そして、
「マジシャンのようになりたい」という気持ちと、
「お金を稼げる男になりたい」という気持ちだったなー。

2011年10月25日火曜日

むち打ちは、よくなりますか?

ブログ、久しぶりに投稿します。
今日はむち打ちのことです。

よく、
「交通事故をしてから困っています。」
「むち打ちは、よくなりますか?」
と、相談を受けます。

どちらかで、治療を受けていても、
なかなかよくならなくて悩んでおられる方や、
長年わずらって、悩んでおられる方。
もうあきらめて放っておられる方は、

「むち打ちなど、
交通事故でのけがはなかなか治りにくいと、聞きます」 とか、
「癖になると、よく聞きますが・・・」と言われます。


本当にそうなのでしょうか?



むち打ちに限らず、
どんなけがでもそうなのですが、
痛めたところ(むち打ちなら「首」)の治療だけでは、
なかなかよくならないケースが多くあります。
大切なのは、からだのバランス。

バランスとは、からだのゆがみや、ねじれのことです。
からだのゆがみや、ねじれなどがあると、
痛めたところ(むち打ちなら「首」)も、当然ねじます。
そうなると、痛めたところは、なかなかよくならない状態になります。

逆にからだのゆがみが整うと、
自然と首のねじれも少なくなり、
硬く緊張していた首周りの筋肉もリラックスし、
ラクになって痛めたところは治っていきます。

もちろん、けがの程度や、けがの内容により、
時間のかかるケースや、
違和感や軽い痛みの残るケースもあるかもしれません。

しかし、からだ全体からよくしていった場合は、
いい状態が続きやすく安定しやすいことが多いのです。
治りも違います。

むち打ちは、よくなります。
まだ、あきらめるのは早いかもしれませんよ。

(写真は9月に行った、湘南の夕日です。)

2011年7月4日月曜日

7月9日のセミナー

4か月ぶりにワークショップセミナーを開催します。

『からだセミナー・自分でケアー』です。


“自分でからだをケアー出来る” 方法を紹介します。
からだの「中心に戻ろう」とする力を利用し、
自分で整える方法です。

簡単にできるきれいな姿勢や、
きれいな歩き方など、
からだの変化を体験していただきます。

からだが中心に戻ると、
リラックスしラクになります。
そうするとなぜか、気持ちもスッキリしてきます。


『からだセミナー・自分でケアー』

【日時】 2011年 7月 9日 (土) 17:30~19:00

【場所】 みどりい整骨院

【料金】 ¥3.000 (予約¥2.500)

【持ち物】 タオル・ヨガマット(または、バスタオル)
動きやすい服装でお越しください

【申し込み】 Mail   :   midorii@i.117.cx
                 TEL (082)876-0115

2011年6月30日木曜日

7月のお知らせ

7月は、お休みする日がありますので、
お知らせします。


7月 1日(金)は、一日お休みします。

7月16日(土)は、9:00~12:00までの受付です。

ご来院の際には、
お電話でご予約ください。

骨盤

骨盤は大切なところです。

女性は子宮や卵巣があるところなので、
婦人科の問題にも関係しやすい。
大腸もあるので、消化や便も関係してきます。

骨盤はゆがんでいるだけでなく、
緩くなっているケースをよく見受けます。

整形外科的な考え方や、
カイロプラクティックでは、
かなりに緩くなっている骨盤は、
完全に治るケースは少ないと言われています。

私も今までの経験から、
完全にゆるくなった骨盤は
骨を支持する靭帯(ベルトのように締める役目)
が伸びてしまっているので、
そこが縮まることは少ないとは思っています。

ただ、伸びたところはそのままでも、
骨盤が締まりやすくなるための改善は、
十分にできることはあると思っています。

よく「骨盤矯正」と、いうことを聞きますが、
そのほとんどが、
治療後、骨盤の緩くなって伸びたところは治っていません。
何をしているのかというと、
締まりやすくしているということです。

ようは、ゆがみを整えるということ。
骨盤が開いているからといって、
骨盤を一生懸命締めたり、締める体操をしたり、
ガチャガチャと矯正したり
(腰を強くひねったり、ひどくボキボキすることは骨盤をかなり緩めてしまいますので、くれぐれもお気を付け下さい。)
しても、からだがゆがんでいると、
またすぐに戻ってしまします。


逆に、骨盤が開いてしまった原因となるところを探し出し、
その原因となるところや、からだ全体のゆがみを整えると、
骨盤を締めなくても、勝手に締まっていきます。

ただ、最近よく思うことは、
本当にゆるくなったところが完全に治ることは、
不可能ではないかも?ということを思います。
常識で考えれば、かなり可能性は高くはないでしょう。
でも、本当にからだの芯から劇的に。
またその人の意識までも劇的に変わってしまえば、
そういうことも、あり得ないことでもないのかな?と思います。

今の段階では、そういう可能性ももちつつ、
現実としてその人の状態をしっかりと見極め、
その人に合った方法で、
その方に合ったペースで改善していくことだと思っています。

歩くと痛む症状

「歩くと足がしびれる、痛む、力が入らなくなる。」
「でも、少し休むとまた歩ける」
これは、間欠性跛行
(かんけつせいはこう)という症状です。
原因は二つあり、


ひとつは、動脈の問題。(閉塞性動脈硬化症)
動脈硬化により、血管が詰まったり、
細くなり血流が悪くなって、ている状態。



もうひとつは、腰の背骨の問題。
(脊柱管狭窄症と、腰椎すべり症、ヘルニア)
背骨の脊髄が通っている筒状のホースのような管が、
硬くなって狭くなっている状態を、
脊柱管狭窄症。


腰の骨がお腹側にズレているのが、
腰椎すべり症。



足の冷えや、足の色が悪い(チアノーゼ)
足の血管の拍動が感じられない、弱い。
などがあれば、動脈の問題の疑い。
50歳くらい~。


足の冷えがなければ、
脊柱管狭窄症の疑い。
50歳くらい~。


40歳代以下なら、
腰椎すべり症の疑い。
足の冷えはなし。


脊柱管狭窄症や、
腰椎すべり症は、
カイロプラクティックでも、
改善できるケースはよくあります。


病院では、ひどければ手術を勧められると思いますが、
もし、手術は避けたいと思われている場合は、
信頼できる治療院で受けられてみるのも、
いいかもしれません。

2011年6月25日土曜日

大切な椅子選び

デスクワークや勉強などで長時間座っていると、
疲れて、姿勢が悪なり、
からだがゆがみにつながります。

でも、ラクな椅子だ、いい姿勢が持続しやすいですよね。
結果的に疲れにくくて、からだもゆがみにくくなります。

だから、椅子選びはとても大切。
ということで、からだにいい椅子の選ぶポイントを、お知らせします。


まず、大切なことは

①座ってみて、お尻が沈まなくて、腰が曲がらないことです。
背筋も伸ばしやすくて、いい姿勢が持続しやすいこと。

そうなると、椅子の形は、
・座の部分は、
 フラットに近い(お尻の部分がくぼんでいない)もので、
 硬すぎず、柔らかすぎない、しっかりとしたもの。

・背もたれの部分は、まっすぐに近いものが理想的。


フラットに近いものだと、お尻が沈みにくく、腰が曲がりにくくなり、
いい姿勢を取りやすく、疲れにくい。


②座り心地は、いい姿勢がとりやすいか、
長い時間座っていても疲れにくそうか、
長い時間いい姿勢をしやすそうか。が大切になります。

見た目のデザインも大切ですが、からだも大切です。
いい椅子で、快適な生活を過ごして下さい。

2011年6月24日金曜日

ボキボキしないで整えるということ

当院では、ボキボキする矯正はしません。
私は、今までカイロプラクティックを勉強して来ましたので、
そういう治療も習い、治療で使ってきたこともあります。

ただ、治療経験を重ねるうち、
ボキボキしないでもよくなることに気がつき、
また、それをしないほうが改善するケースが多いことが分かってきました。

そして、ボキボキを繰り返すと、
そこにはダメージとなることが多いということもわかっています。

そういう方法がまったくよくないわけではありませんし、
それが、とてもいい結果につながることもあると思います。
ただ、ひとのからだは小さな力で変化するだけの大きな力を持っていて、
そしてその力を利用するには、小さな力の方が変化しやすいのです。

カイロプラクティックにはいろいろな方法があり、
ボキボキする方法もあり、ボキボキしない方法もあります。
私が中心に習ってきた方法の多くが、
ボキボキしない方法だということもありますが、
私自身、人のからだを通してそういうことを実感してきました。

現在はカイロプラクティックに限らず、
そのほかのボディーケアーの方法も取り入れ、
より力を使わなくて、受ける人もまったく痛みを感じなく、
ラクに、気持ちよく、からだが改善できる方法で治療をしています。

からだは自分で整える能力を十分に持っています。
ただ、それがうまくかみ合っていないときがあります。
そこを戻してあげることが出来れば、
ホント少しの力でも、からだは変わっていきます。

むくみの原因は、姿勢にあり

からだや、足の
“だるさ” や、“むくみ” などの症状は、
血液や、血流、リンパの流れがよく関係しています。

特に多いのが、リンパの流れ。
リンパはご存知の方も多いと思いますが、
血液を送る血管とは違い、リンパ管という管を流れる液のこと。
リンパ管は自分で流れる力はあまりなく、様々な原因でしばしば流れにくくなります。
その状態が、“だるさ”や、“むくみ”となるのです。

女性がむくみ解消のために、足を締めるソックスや、
ボディースーツなどを使われますが、
本当の原因は、足や腰回りではなく、
上半身のゆがみにあることが多いのです。

では、ここで「リンパの流れ度チェック」をしてみましょう。
まず立って、片足立ちをしてみてください。右も左も。
そして、目をつむってもやってみてください。もっと不安定になります。
また、片足立ちでつま先立ちもしてみましょう。
ふらついたり、ひどくグラグラした人は、かなり足がお疲れで、
リンパの流れが悪くなっている可能性が高い人です。

リンパの流れが影響している人は、上半身のゆがみを善くするだけで、
片足立ちが不思議とラクにできるようになります。
そして、むくんで太くなった足もスッキリすることもあります。

原因が上半身にある場合は、
ソックスなどで締めると、むくみがその場では善くなったようで、
実はからだ全体で見ると、よくないことをしています。

そんなときは締めるより、まず自分の姿勢が普段どうなっているかに、
視点を持っていきましょう。上半身の悪い姿勢がゆがみになり、
そこからむくみやだるさにつながっていきます。

姿勢が変わってくると、ゆがみも少なくなり、
足もからだもスッキリしてくるかも知れません。
それでも、改善しな場合はゆがみを整えましょう。

2011年6月23日木曜日

こころとからだのバランス

「病気は気から」とよく言います。もちろんそうだと思います。
すべてかどうかはわかりませんが、
ほとんどの病気やけがはその人の気持ちや、心の状態から始まっています。

では、気持ちが変われば、それだけですべてが改善するかというと、そういうわけではありません。

もちろん、意識やチャクラ(こころとからだのつながっているところ)を善くすることは大切ですし、すごく効果があります。しかし、からだも大切。

どちらもがバランスよく改善出来れば、とても快適な状態に戻れます。

もちろん、逆にからだだけでも、すべてが善くなるわけではありません。心の状態やチャクラもたいせつです。

からだがバランスよくなり、心地いい状態を体験出来てくると、こころとからだのつながりがわかってきます。そうなると、心もからだもラクで幸せな生活が近付いてきます。

姿勢はとても大切

やはり、姿勢ですね。

からだのゆがみは、いろいろな問題が関係してきますが、
やはり姿勢は大切です。

肩や胸が開いていないなどの、上半身の問題があると、
下半身に血流やリンパの循環にも影響したり、

また逆に、腰や骨盤がねじれていたり、
曲がっているなどの下半身の問題が、
上半身の肩こりや首や頭痛などに関係していたりと、
姿勢は様々な問題に関係してきます。

からだをリラックスさせることはとても大切ですが、
いい姿勢を保つこともとても大切です。

姿勢がよくなると、
血流、リンパ、内臓などのお腹の調子、
けがが少なくなる、病気も防げたり、効果は広がります。

いい姿勢で、美しく、健康になりましょう。

手術後の瘢痕、癒着がポイント

手術後の瘢痕や、癒着を改善すると、からだのゆがみが変わってきます。

盲腸の痕や、お腹の手術、女性の出産時の帝王切開や、会陰切開もそうですが、
そこから、からだのゆがみや、バランスが崩れ、血流にも、内臓の調子にも、腰痛、肩こり、頭痛・・・。
などなど、いろんな症状に関係してきます。

しかし、それは悪いことではなく、「手術後の硬いところを善くしよう」というからだからのサインで、教えてくれているのです。

よく、「もう、何年も何十年も前のことなのに」と、言われますが、年数がたてば経つほど、硬くなってからだに影響してきますから、早くに善くすることに越したことはありませんが、年数が経っていても、治療すればからだは変化してきます。

ただ、そういうところは非常にデリケートになっていますので、自分でやたらめったら揉んだり、押さえたり、ストレッチすると、かえって悪くしてしまいます。自分ではしないようにして、専門の方にお願いしましょう。



みどりい整骨院[ボディー&メンタルコーチ・モンキーポッド]  西尾龍伸
広島市安佐南区緑井4-11-12  082-876-0115 
ニュースレター  https://www.mshonin.com/sp/?id=496539808 

2011年6月17日金曜日

産後は骨盤底筋 【鍛えるのではなく戻すこと】

産後の骨盤矯正。ってよく聞きます。
多くの場合、骨盤をガチャガチャとやったりする方法が多いようですが、

しかし、骨盤はデリケートなところであり、大切なところ。
そして、その人その時で原因は様々です。
その人の原因となるポイントさえ合えば、とてもスムーズに改善します。

とても効果的で、多くの人に有効なのが骨盤底というところ、
文字の通り、骨盤の底。膣があるところでその周りには筋肉で覆われています。
妊娠で底の筋肉は伸びて、また出産の時、そして出産時の会陰切開。
そのあたりが影響して、骨盤底の筋肉が縮みにくく、戻りにくくなっていたり。

そこは筋肉を鍛えてるのではなく、自然に戻るようにしてあげると、
不思議と骨盤や、またそれに伴う内臓下垂や、
足のむくみ、疲れやすさ、肩こり、腰痛、頭痛・・・など。
そこまで、改善することもよくあること。

からだのつながりを感じる治療です。
もちろん、妊娠で伸びた腹筋や、足の疲れ、
産後のストレスや、体力的な疲れなども善くしてあげると、よりラクになりますが、
骨盤底からよくすると、近道になることが多いです。




みどりい整骨院[ボディー&メンタルコーチ・モンキーポッド]  西尾龍伸
広島市安佐南区緑井4-11-12  082-876-0115 
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ボディースーツと、デトックス!?

肩こり、背中の痛み、腰痛など、それぞれいろいろな原因がありますが、
女性でよくあるのが、からだのゆがみと、
ボディースーツや、下着などのからだを締めるもの。
または、締めるソックス。

「あ、この原因の一つはこの下着です。」
「じゃあ、脱いでみます」
と、更衣室で着替えてこられる方もよくおられますが、
着替えから出てこられて見ると、からだは一変。

「え~。からだを締めることが、こんなにも影響するの?」
しかし、話を聞けば、
女性はからだを締めることは大切なようですね。

その場合は、履く時間を減らすこと。
そして、ゆがみを整えること。
そして、デトックス。

締めることが大きく影響する時は、
だいたい、血流が悪くなっています。
その血流の問題には、ゆがみと、腸内環境が関係しています。
腸内環境の一つは、現代の食事(欧米化など)で疲れたお腹のこと。

でも、食べることを制限すると、
感情がたまり、からだが硬くなり逆効果。
なので、最もいいのがデトックスです。

デトックスとは、からだのたまった汚れを掃除して、
元気なお腹に戻してあげること。
お腹の汚れや、お腹の疲れは血液に直結。
そして、血液を介して内臓、関節、筋肉・・・。
などなど、からだ全身に影響してきます。
もちろん、病気の原因や、けがの原因になります。

お腹をきれいにしてあげることは、
血液をきれいにし、からだ全身がきれいになり、
元気になるということ。
結果的に、血流も善くなり、
病気のしにくい、けがのしにくいからだになります。

そう考えると、ボディースーツはお腹のお疲れを教えてくれた、
一つのきっかけになったともいえます。

当院では、必要な方にのみ、
ゆがみの治療と並行して、
安全で効果的なデトックスの方法を紹介しています。

デトックスにもいろいろありますが、
2つほど、安全でいい方法の情報を知ることができ、
その一つの方法を紹介しています。
すでに、何人かの方が経験されていますが、
今のところ、皆さん結果がいいようです。

デトックスにもいろいろな方法がありますので、
この2つの方法に限らず、どんな方法でもいいと思います。
そこで、大切なポイントは、安全であること。
特にお勧めは、人工的なものでなく、100%安全な植物のもの。
いいデトックスのほうほうを選び、きれいに健康になりたいですね。

妊婦さんのからだ 【つわりは我慢しなくていいかも】

妊娠中のつわりは、我慢しかない。と、嘆いている方は、多いと思います。
「しんどい」と、病院に相談すれば、薬を勧められるところでしょうか?
でも、やはりお腹の子のことを考えると、なるべく薬は避けたいところですよね。

結局、”つわりはしょうがないこと” “時間が過ぎるまで我慢”
それが当たり前になってきているようです。

でも、つわりは軽くできる場合もあります。
もちろん、すべての方がラクになるわけではありませんが、
ラクにできるケースはあります。

妊娠中のからだは、成人になってから最もからだが変化する時。
からだのなかでは、いろいろなことが起きています。
だから、つわりが起きて当たり前。
でも、つわりの少ない人もいますし、つわりのない人もいます。
なぜ、私だけ???それには、人それぞれの原因があるようです。


からだのゆがみも原因のひとつ。
妊娠中は、からだのあらゆるところが、やわらかくなっていきます。
骨盤や、お腹だけでなく、からだのすべての部分がゆるんで、広がっていきます。
お腹に宿った子供がこれから大きくなり、
ゆったりとやわらかいお腹の中で、穏やかな水の中で気持ちよく過ごせる。
そんな心地よい環境になるために、からだは日々変わっていっています。

そんな中、もともと持っていたからだの硬いところがあると、
ゆるみたいのにゆるまらない、と、からだはぎくしゃくしてきます。
「あれ?広がろうとしているのに、広がっていかないよ!?」 「ゆるまないよ?」と。
そして、それがつわりという症状となって、教えてくれます。

妊娠するまで、妊婦になるまでは、気付かなかったところや、
そんなに気にしていなかったところが、「ここ硬いよ!」
「ここ、ゆるまないよ!」と、教えてくれているのです。

そして、その硬いところは、放っておけば、産後やまたその後、何年後・・・となる頃には、
何らかの問題として出てくる可能性は低くありません。

それを、このタイミングで教えてくれているということは、
お腹の子供のためだけでなく、今後の将来の自分のからだのためにも、
「今、からだを整える時だよ」と、教えてくれていたりします。
この話は、つわりの原因のひとつにすぎませんが、
その1つでも解消できれば、からだは幾分かラクになります。

もちろん、妊婦さんのからだはとても繊細で、大切な時。
そして、とても敏感な時ですので、
とてもソフトで安全な方法であれば、
からだは変わることもあります。

(写真は近くの喫茶店にて)



みどりい整骨院[ボディー&メンタルコーチ・モンキーポッド]  西尾龍伸
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2011年5月20日金曜日

人の”治る力”は、すごい

足首のねんざでは、サポーターや、テーピングをしたり、
また、腰痛だとコルセットをされたりと、
「何かを巻く」というケースはよくあると思います。

足をひねってしまった時や、
ぎっくり腰をした時などもそうですし、
長年、何かを巻いている方もおられたりします。

そういった方々のおからだを診させていただき、
治療させていただいていると、
以外に、サポーターやテーピング、コルセットなどの、
いわゆる、“巻くもの”がなくても、
十分によくなることが分かってきました。

もちろん、そういったものを使うことは、
からだの症状をラクにしてくれることもありますし、
よくなるほうへ導いてくれることもあります。
私の治療院でも、そういうものを使うこともあり、
なくてはならないものです。

でも、それに頼らなくても、よくなるケースは少なくなく、
もし、巻かなくてもよくなるのであれば、
そのほうが、ラクだと思います。

出来るだけ、そういった患者さんの負担を減らし、
ラクによくなっていただきたいと思い、
治療させていただいています。

例えば、常識で考えれば、
明らかにテーピングなどの固定が必要な状態でも、
からだ全体のゆがみや、バランスを整えていくことで、
不思議とラクに歩けるようになったり、
何かを巻かなくても動けるようになることがあります。


その時は、逆に私の方が「人のからだはすごいな」と、
実感させてもらっているかもしれません。

私も、以前はそういったものを患者さんによく使って(巻いて)、
治療させていただいていましたが、
患者さんのおからだがよくなれば、
巻くものに頼らなくてもいいということに気付かされました。

人のからだの、「自分で治す力」に日々驚かされています。

常識で考えていると、常識とおりの結果しか生まれませんが、
可能性を信じて行くことで、常識を超えた結果が生まれる時があります。

そういった意識が、患者さんもそうですが、
私たち治療させていただく側も大切になってきますね。


2011年4月25日月曜日

ヒザの痛みの原因は、反対側の足

本当に痛いのは、左足なのに、
原因は、右足。ってことは、よくあります。

左のヒザが痛い場合、
もしかしたら、右のヒザが弱い。かもしれません。

自分では気が付いていなくても、
無意識に右足をかばい、左足に重心がかかっていたり。
その場合、右ヒザには何も症状がないこともあります。

「じゃあ、右ひざを鍛えればいいんだな」
と、思われるかもしれませんが、
鍛えてはいけません。

原因は運動不足ではなく、
やはり、からだのゆがみや、姿勢の問題が
原因の場合が多いからです。

もし運動不足であっても、
運動不足で、片方の足だけが弱いということはありません。

なかなか、よくならない症状の方や、症状を繰り返す場合は、
反対側や、別のところに答えがあるかも。

親子のつながり

小学生くらいまでの子供さんの治療では、
付き添いで来られた、お母さんや、お父さんに、
時々お手伝いをしたいただきます。

お手伝いって、何をするかというと、
お子さんの治療を、
お父さんやお母さんにやっていただくのですが、
治療と言っても、全く難しいことではなく、
とても簡単な方法。

私が触っていただくポイントと、方法をお伝えし、
その通りに、触ったり、さすっていただくだけなんですが、
これが、効果がよく出ます。

また、お父さん、お母さんも見ているだけでなく、
一緒に参加できて、楽しみながら出来ます。
そして、治療から帰っても自宅でも出来るので、
お子さんの症状もスムーズに改善していきやすいんですね。

また、時にお子さんと交代して、
お互いに治療のやりあいこをしてもらうこともあります。

これをすると、不思議なくらい、
子供さんの症状がより改善していくのです。
やはり、お父さん、お母さんもラクになると、
子供も嬉しいのでしょうか。
子供さんのからだも、変わっていきます。

親子は見えないところでも、つながっているんでしょうかね。

親子で楽しめて、ラクになれる治療で、
私も一緒に楽しませてもらってます。

2011年4月22日金曜日

運動不足には、何がいい?

トレーニングには、大きく分けて2種類あります。
前回のつづき。
http://midoriico.blogspot.com/2011/04/blog-post_22.html

この2つのトレーニングは、スポーツやお仕事などの内容などによって使い分けますが、どちらがいいかというと、今の時代は、ほとんどの方が有酸素の持久力の筋肉が必要です。

重いものを持つお仕事や、一瞬の瞬発力が必要なスポーツをバリバリされる方は、「ウッ!」と、息を止めた運動もいいでしょう。

でも、日々、デスクワークで座りっぱなしだったり、歩くといったら買い物くらいの専業主婦の方が、運動不足だからといって、ウエイトトレーニングをされるのは、少し危険。

デスクワークでは、座った姿勢が長くなり、呼吸が浅くなります。また集中して仕事をしたり、忙しくなると呼吸はより浅さくなります。専業主婦の方も、呼吸が浅い方が多く見られ、その状態というのは、どちらかというと呼吸を止めた状態に近いのです。

重いものを持ったりする肉体労働の方も、実は瞬発力はあっても、からだの基本である持久力の少ない方が多く、また重いものを持つ時はかなり集中してますから、集中した身体になっています。

では、どうするのが一番いいのか?


それは、「からだを緩めること」


皆さん、日々集中していたり、姿勢も丸くなれば、からだは硬い方に傾きます。まず、深呼吸をして酸素を入れてあげ、からだを緩めてあげましょう。そして、もっとも大切なことは、リラックスすること。また、有酸素運動をするなら、やはりウォーキング。ランニングも有酸素ですが、まずは歩くことが大切です。

そのほかには、瞑想、ヒーリング、マッサージ(安全でソフトな方法)、ヨガ・・・など。

軽いウェイトトレーニングも、有酸素運動にはなりますが、一つ一つのパーツを鍛えることは、結果的にからだ全体の持久力の強さには結びつくに悔いので、まずは、からだ全体をリラックスさせたり、ウォーキングなどをしっかりと行うことがおすすめです。

トレーニング

トレーニング(運動)方法には、大きく分けて2種類あります。

重たいものを一瞬に持ちあげる、「瞬発力のトレーニング」と、ウォーキングなどの、「持久力のトレーニング」

この二つのトレーニングの違いは、酸素を利用するか、しないか。

重たいものを一瞬に持ちあげる時は、息を止めて、無酸素で運動(アネロビック運動)します。

ウォーキングのような長時間の持続する運動の時は、息を止めないで、呼吸しながら行う、有酸素運動(エアロビック運動)。

これは、その状況に応じて、からだが自然に筋肉を使い分けてくれています。

例えば、鉄アレーを持って、腕で曲げ伸ばしする運動をしたとします。すごく重い鉄アレーだと、「ウッ!」と、息を止めて持ちあげ、力こぶに力が入ります。

これを、すごく軽い鉄アレーですると、
息を止めないでも、呼吸しながら行えます。

このように、同じ力こぶ筋肉の中には、
2種類の違う働きをする筋肉があるということです。


つづく


写真は、えひめあやめ。

2011年4月14日木曜日

からだのサイン

痛みでも、しびれでも
感じる症状はすべて、
からだからの何かのメッセージ。

からだの使い方や、生活習慣。
また、考え方、思考、こころの状態なども、
からだを通して、教えてくれています。

その時こそ、
からだのサインや、メッセージに応えて、
自分を変えていくチャンス。

からだの症状は、なにか大きな壁のようで、
もしかすると、
次につながる、トビラかもしれません。

もちろん、
痛みや症状でつらい時、大変な時は、
ラクになることが先決。

まずは、からだを癒し、こころを癒してあげて、
ラクになりましょう。

そして、ラクになってくれば、
少しづつ余裕も出来て、
自分と向き合えるようになってきます。

からだのサインから目をそむけずに、
徐々に、自分と向き合っていくと、
何か大きな気付きや、変化があるかもしれません。

その時は大変でも、
時がったって、振り返ってみると、
その意味が、分かってくるのと同じように。


それは、遠回りのようで、近道だった。
ということも多いのです。



写真は、江波皿山公園の桜。

2011年4月12日火曜日

痛みの原因 【骨盤矯正】

前回のつづき。

骨盤矯正も同じこと。
周りの筋肉の状態や、
硬いところを探して、よくすることが大切。
そうすることで、戻りにくい骨盤になります。

ボギボギや、グイグイと矯正しても、
また、痛くなったり、
また、ゆがんでしまうのは、
ここが、改善されていないから。

骨盤が開いている原因が分かれば、
力を使わず、とても軽い治療で、
からだは、自然と変わっていきます。

痛みの原因 【筋肉】

前回のつづき。
http://midoriico.blogspot.com/2011/04/blog-post_1982.html

からだのゆるみ(骨盤や、肩、ヒザ、などの関節)
の原因には、もう一つあります。

それは、筋肉の問題。
ゆるいところの周辺の筋肉に、
力が入りにくい状態があるということ。

それは、
からだのアンバランスにより、
起こることが多い。
そのバランスを整えれば、
筋肉が正常に戻り、
力が入るようになります。

力が入りにくいからといって、
鍛えるのではなく、
からだのバランスをよくすることで、
自然とからだは正常に戻ろうとします。

からだにゆるみや、痛みがある時は、
からだを鍛えては、逆効果。
症状やゆるみを悪化させることがあるので、
気を付けてください。

つづく。


自分で出来る方法を、
また、掲載します。

写真は、三原市大和町の、曝雪滝から棲真寺までの山道。

2011年4月11日月曜日

痛みの原因は、硬いところ2


腰痛の原因がゆるみであれば、
その、ゆるみを治すために、
またそのひとつ前の原因の、硬いところをゆるめていくことで、
腰痛は、スムーズによくなっていきます。


コルセット、サポーター、テーピングなどの、
サポートも、より早い時期に必要がなくなり、
何かを巻いている、わずらわしさから、早く、解放されます。
また、この治療により、サポートがいっさい必要なく治られる方もおられます。

本当の原因をよくすることは、
よりはやく、痛みを取ることにもつながります。


また、コルセットやサポートをして、よくなったとしても、
本当の原因の「硬いところ」は、隠れたまま、残ってます。


「硬いところ」が残ったままだと一度よくなったと思っても、
また、同じゆるみをつくり、繰り返し痛めることもあります。


本当の原因をよくすることは、
再発を防ぐことにもつながるのです。


つづく

痛みの原因は、硬いところ

前回のつづき。
http://midoriico.blogspot.com/2011/04/blog-post_11.html

ゆるみの治療は、サポートすることと、もうひとつ。
「かたいところ」を探して、ゆるめること。


例えば、腰痛があるとします。


もし、その腰痛の原因が、“骨盤のゆるみ”だとしたら、
またその前に、骨盤がゆるくなった原因があります。


その原因のひとつに、からだのどこかに「硬さ」があります。
(硬さとは、触っても硬く、また、動きも硬くなっているところ。)


◎ 腰痛の原因 → 骨盤のゆるみ
       骨盤のゆるみの原因 → ①からだの硬いところ ②、③、・・・


このように、
腰痛の原因となった、ゆるみを治すために、
またそのひとつ前の原因の、
硬いところをゆるめていくことで、
より、腰痛は、スムーズによくなっていきます。


つづく・・・。

痛みの原因は、ゆるみ

痛みの原因のひとつに、
ゆるみがあります。

骨盤のゆるみ、
ヒザのゆるみ、
肩のゆるみ、
背骨のゆるみ、・・・など。

ゆるみがよくなれば、
痛みは早くとれます。

コルセット、サポーター、テーピングなどで、
サポートをして、
痛みが軽くなる場合は、
ゆるみがあります。

(それらでサポートをしても、よくならない場合は、
ゆがみや、筋肉の硬さなど、別の問題です。)

そして、ゆるみの治療は、
サポートすることと、もうひとつ。


ゆるみの近くにある、
かたいところを、ゆるめること。

つづく・・・。

2011年4月8日金曜日

からだのゆがみとは、

腰痛や、肩こり、首の痛み、など・・・。
いろいろな症状がありますが、
どの症状も、「からだのゆがみ」が関連しています。


からだのゆがみを、大きな建物や、ビルに例えると分かりやすく、

もし、大きなビルの足場となる土台が
たった1センチでも崩れていたとしたら、
10階、20階、30階・・・と、
上へ、行けば行くほど、ビルは大きく傾きます。
たった1センチの問題が、
最上階では、数十センチ、何メートルと、
大きな傾きになっているかもしれません。


そんな、傾いたビルを直そうと、
修理する業者がやってきたとします。

ビル本体を一生懸命、押したり、引っ張ったり。
でも、いくら頑張っても、なかなか直りません。
本当の傾きの原因となった、
足場(土台)の崩れを見落としているのです。

大きな傾きを直そうと、あんなに頑張ってやったのに、
結局は、たった1センチの問題をよくするだけで、
大きなお傾きも、いとも簡単に直ったりします。


からだも同じこと。
腰でも、ヒザでも、肩でも。
もし、大きなゆがみがあったり、痛みがあったとしても、
本当の原因は、たった1センチの土台っだたり、
自分では気がついていない別の関節や、
別のところにあったりします。


レントゲンやMRIを撮って、
もし、骨の変形や、ヘルニアがあったとしても、
それは本当の原因ではないかもしれません。
変形やヘルニア以外に、
それを引き起こす何かきっかけとなったものが、
どこかに隠れています。


もしかすると、変形やヘルニアが起きたところに、
過度の摩擦をうけていたかもしれません。
また、そこに、加重のかかりやすいバランスや、
ゆがみがあったかもしれません。


変形やヘルニアの原因が、
バランスやゆがみであれば、、
そのバランスやゆがみをよくしてあげることで、
症状は改善しやすくなります。

変形やヘルニアは変わらずそのままあったとしても、
そこにかかる摩擦や加重が減り、
不思議と痛みが軽くなることはよくあります。


また、栄養の問題も関係してきます。
何かの栄養が不足すれば、骨や軟骨に影響し、
変形やヘルニアを引き起こすことがあります。


消化不良や、
栄養の吸収の低下があると、
からだの隅々に、栄養がとどきにくくなります。


栄養は取っていても、吸収できる量が減り、
食事から取った栄養が、からだからスルスルと、
出て行っているいるかもしれません。

栄養を取っていないのではなく、
消化、分解、吸収が、出来ていないことは、よくあります。
その場合、消化不良をよくしたり、
栄養の吸収をよくすることは、最善の治療です。


消化不良や、栄養吸収の低下といっても、
ただ、胃腸が弱っているだけではなく、
これも、からだのゆがみが関係していることがあります。

もし、背中が曲がった姿勢を続けていれば、
お腹(内臓)は圧迫され、
腸の蠕動運動が低下したり、
内臓の血液循環が低下することはありますし、

腹筋、背筋のアンバランスがあければ、
腸の動きにも影響します。
その場合は、からだのバランスを整えることが、
栄養吸収を高め、症状の改善に繋がります。


このように、からだには、
本当の原因が隠れていることが多くあります。

ビルの1センチの傾きのように。
そういう原因を探してあげれば、
意外と遠回りのようで、
近道でよくなったりします。

対処療法で、”とりあえず”で、済ませていると、
からだのバランスはより複雑になり、
本当の原因も置き去りです。
再発の可能性も高めてしまうかもしれません。


そこを放っておく、1年後、5年後、10年後・・・。と、
本当の原因を探し出し、
そこをよくしてあげた、
1年後、5年後、10年後・・・。
では、とても大きな差が生まれてくるかもしれません。


長い目で、からだのことを考えるのは、とても大切です。
からだと向き合い、
からだの声に応えてあげることは、
今はもちろん、
先の幸せにもつながるかもしれません。


写真は、ウォーキング中に遭遇した、UFO。ではなく、熱気球。

2011年4月6日水曜日

春は、デトックス

春は、デトックスの季節。

植物が、じっと春を待って、
新芽を芽生えさせるように、
からだも冬に溜めたものを、排泄します。

排泄でよく働くのが、肝臓。
その肝臓がもし疲れていると、
排泄しにくく、からだは大変です。

そこから、腰痛、肩こり、ヒザ痛・・・、
また、花粉症や、だるさ、疲れやすい。など
いろんな症状に繋がることもあります。

この3月、4月に何か症状が出てきた方は、
肝臓のお疲れの可能性が高いかもしれません。

肝臓が疲れていると言っても、
病院で検査にひっからなかったら、
大丈夫。ではありません。
検査で引っ掛かった時には、だいぶんお疲れです。

肝臓といえば、もちろん、食事が関係したり、アルコールの影響もありますが、
本当の原因は、必ずしもそうとは限りません。

からだの姿勢や、ゆがみが原因でおこることもあれば、
意識(こころ、気持ち)が関連することもあります。

もっとも効くのが、眉間のところを緩めてあげること。
ヨガでいう、チャクラの6番目(第3の目ともいう)

ここを、抑えたり、揉んだりするのではなく、
ゆったりと、リラックスして、硬くなった眉間を緩めていきます。

瞑想や、アロマ、ヨガなど、ゆるめる方法はいろいろありますが、
自分なりの、好きな方法で、からだとこころを癒すといでしょう。

まずは、お風呂でゆったりとリラックスしても、効果はあります。
好きな音楽で癒しあげるのも、いいです。


頑張ったからだ、頑張ったこころを緩めて、
春の季節にからだをあわせてあげましょう。

そして、右肩が下がった姿勢も、よく肝臓に影響しています。
パソコン、車の運転、テレビや、読書の時間の姿勢、
スポーツでのフォーム・・・。
そんな時の姿勢やからだの使い方が影響することもあります。
今一度、日ごろの姿勢やからだの使い方に目を向けてみましょう。
お腹も喜ぶかもしれません。


写真はウォーキング中に出会った、つくし。
つくしの苦味も、排泄(デトックス)を助けてくれますね。
自然って、すごいね。

「幸せなからだづくり・セミナー」の感想

3月19日に開催したセミナーの、参加者の方の感想です。

「幸せなからだづくり」をテーマに、簡単で、しかもとても効果のある、自分で出来るエクササイズを紹介させていただきました。和やかな雰囲気でみんなでワイワイと、とても楽しいセミナーになりました。参加いただいた皆様、感想を書いて下さった方々、ありがとうございます。


・からだも心も中心を感じて軽くなりました。無理な腹筋をしなくていい方法も教わり、とてもよかったです。これから楽しみです。
Y・K様 女性


・内容も楽しくて、いろんな人とするのもとても楽しかったです。
H・K様 女性


・からだの解放から、こころの開放に入る道筋がよく分かりました。
・地面を足の裏全体で感じたことは、今日の感覚の一番の収穫です。
(からだの中心と、足の裏を感じるワークにて)
K・Y様 女性


・楽しかったです。
・人のからだや心は、ちょっとしたことだけでも、大きく変わることが分かりました。
・スッキリすると気持ちがよいし、これがダイエットにも効くって最高です!!!
・やっぱり、人が「治してほしい」と思っているところを、きちんと治せるって、自分も気持ちいいし、その人もスッキリして気持ちよいなと思いました。(只今、接骨院の学校の学生さん)
M・M様 女性 


・頭も心もスッキリしました。これからはバランスを考えながら生活してみます。
A・Y様 女性


・いつも、ここへ来たらウソのように爽快になります。
H・Y様 男性

2011年2月8日火曜日

意外なところに近道が。

腰が痛いのに、首が原因だったり、
膝が痛いのに、腰だったり。

そんなケースは、よく見受けられます。

もちろん、痛いところの治療も大切ですが、
意外なところに、本当の原因が隠れていたりします。

そこがわかると、とても近道。





3月のセミナーのご案内


3/19(土)、3/20(日)に、
「幸せなからだづくり」セミナー」 開催

   3/19(土)  17:00~18:30
    「幸せなからだづくりセミナー」  終了


   3/20(日)  AM 10:00~12:00
    「幸せなからだづくり 2 

     こころとからだのつながり・セミナー」  終了







いいストレッチ

ヨガや、ストレッチなどで、からだを伸ばすと、
とてもきもちいいですよね。スッキリします。

しかし、ただ伸ばすだけのストレッチでは、
からだを壊したり、アンバランスにしてしまいます。

伸ばしすぎて、筋肉にムリがきているケースや、
それが原因で、腰痛や肩こりヒザ痛・・・。
なんてことはよくあります。

ストレッチをされる場合、大切なポイントがあります、
それは、筋肉の小さなハリを、
少しずつ感じながら行うということ。
筋肉を伸ばしていって、張りを感じ始めたら、
そこでストップ。それ以上伸ばさず、
そこで、筋肉が緩むのを待ちます。

ここでいう筋肉のハリとは、とても小さなハリです。
伸ばしていって、”ちょっ!”と、張る感じ。
そのわずかなハリを感じながら、
ゆったり、リラックスし、
そして、軽~く呼吸をしながら、緩むのを待ちます。
そうすると、”ふぁっ” と、緩む瞬間があります。

もし、なかなか”ふぁっ”と緩まないときは少し伸ばしすぎ。
そんな時は、もう少し、曲げる角度、伸ばす角度を一度戻し、
また、筋肉がほんの少しだけ張るところまで、ゆっくり伸ばしていきます。
そして、また”ふぁっ”と緩むのを感じるのです。

そこからは、また少しのハリを感じる角度まで伸ばし、リラックスし呼吸し、緩むのを待つ。
そして、”ふぁっ”。  
これを、繰り返します。

筋肉と会話しながら、やさしいストレッチで、
こころもからだも、快適な、ゆるゆるボディーに変身しましょう。



2011年1月12日水曜日

こころと,からだ

「こころと、からだはつながっている」
このことば、よく聞きますが、
実際に、それを実感されたことある方は、
どのくらい、いるでしょうか?

からだの硬さが、
こころの硬さだったりします。

こころの柔軟さが、
からだの柔らかさだったりします。

治療も、
こころを緩めたり、からだを施したりと、
両サイドから出来ると、
より早くラクになります。


写真は、元旦の初日の出。 白滝山(三原市小泉町)山頂にて。