2012年12月28日金曜日

年末年始のお知らせ

年末年始のお休みは、

12/29(土)~1/3(木)までです。


1/4(金)AM9:00~ 診察開始します。


ご来院お待ちしています。

2012年12月22日土曜日

赤ちゃんがうつ伏せでしか寝れないのは、どうしたらいい?


今回「赤ちゃん体操セミナー」の時に、
うつ伏せでしか寝れないのは、そうしたらいいか?
という質問をいただきました。

うつ伏せでしか寝れない原因の多くは、
胸や、首、あたま、辺りの緊張です。


赤ちゃんでも、大人でも、
胸の緊張があると、呼吸が浅くなります。
うつぶせ寝の姿勢は、その浅くなった呼吸を、
大きい呼吸にさせ、
改善しようとしている。といえます。

また、誰でも風邪を引いたり、
体調がそぐわなくてしんどいときは、
仰向けで、のびのびと大の字で寝るようなことはあまり出来ないですよね。だいたい、横向きで、小さくなった姿勢をとることが多いと思います。

からだが不調のときや、緊張しているときは、
仰向けの姿勢はしんどいのです。

そして、まだ寝返りの出来ない赤ちゃんには、
横向きの姿勢はできないので、
どうしてもうつぶせになります。
それが、一番落ち着くんですね。

だから、うつぶせ寝は、
その子の、そのときのからだの状態には必要なことであり、
まったくいけないことではないのです。が、
このまま放っておいてはいけません。
少しでも早く、仰向けでも寝れる状態にしてあげる必要があります。
うつぶせ寝は、よっぽどの障害がなければ、改善できますから。

この緊張が残ったまま成長していくのと、
緊張を取って、からだがリラックスできる状態にして、成長していくのでは、
脳もからだも、発育に大きな差がでてきます

緊張を取るには、うちの治療を受けてもらうのがいいんですが、
先日セミナーやった、赤ちゃん体操も効果あります。
そして、大切なのが抱っこの仕方。

まだ、首のすわっていないうちから、
赤ちゃんを立てての抱っこすることは、よくありません。
緊張をつくるだけでなく、
赤ちゃんの頭と首あたりに緩みを作り、ゆがみにつながっていきます。
それは、その子のこれからの成長に大きくかかわる問題になります。

首が完全にすわらないうちからの、
おんぶ紐も良くありません。
最近では、首のすわりが完全でないうちからでも、
おんぶできるものがありますが、
とてもお勧めできません。

また、首が据わっていても、
おんぶは少ないほうが、望ましいです。
おんぶが多いと、上記のように、同じ原因を作ってしまいます。

赤ちゃんが、寝返りや、ハイハイをしている時期は、
横の動きが大切なときです。
立てるのは、まだ早いです。

お母さんも育児や、家事でとても大変だと思います。
抱っこしていないと、家事が出来なかったり、
時間に追われてしまいますよね。
お母さんは仕事がいっぱいあります。

でも、出来ることからやっていってください。
その方が、これから成長していくにつれて、
ラクになります。
からだの問題を作ってしまうと、
これからが大変になります。

逆に、からだがよくなれば、
からだや、脳の発育がスムーズに行くので、
これから、どんどんラクになります。

その子の成長ももちろんですが、
お母さんのためにも大切なことです。
もちろん、お母さんだけではありません。
お父さんも、一緒になって
子育て、自分育てしていきましょう。





みどりい整骨院[ボディー&メンタルコーチ・モンキーポッド]  西尾龍伸
広島市安佐南区緑井4-11-12  082-876-0115 

2012年11月28日水曜日

大切な骨盤の矯正

 女性にとって骨盤の開きは、とても重大なこと。
からだのラインや、見た目はもちろん、
むくみや血流、内臓機能や、脳の状態までにも影響しくる、
大切なところです。

今はまだ大きな問題ではない人でも、
10年後、20年後…、と、年齢を増すにつれて、
骨盤の小さな開きが、ひざや腰、
または肩こり、首の痛み、頭痛にまで関係してきたり、
内臓疾患を招くこともあります。
精神状態にまで影響することもあるでしょう。

世の女性が美しく、イキイキとされていると、
世の中はどんどん明るくなるはず。
だから、女性のプロポーションや、見た目はすごく大切なことです。
しかし、見た目がいくら美しくても、元気で健康でなければ楽しくありません。
大切なのは、「丈夫なからだ」。
元気で健康なことこそ、
その人がイキイキと人生を楽しんで生きていくことに、
つながっていきます。

「痛いところもなく、疲れにくい丈夫なからだ。」
今だけでなく、年齢を増しても、それが持続できること。
老後になっても、好きなことが出来て、好きなところに行けて、
バリバリ遊べる!バリバリ楽しめる!
そのための、骨盤矯正でもあります。

そんないい状態では、代謝もよくなり、
内臓も元気。脂肪の燃焼もしやすかったり、
お肌のハリなどにも、いい影響が出るかもしれません。
結果、内も外も美しい、健康美人につながりますよね。

骨盤矯正は、雑誌、テレビなどでも、よく取り上げられているようですし、
女性と話をしても、骨盤矯正の質問をよく受けます。
女性の骨盤への関心はとても高いようです。
「産後の骨盤矯正」といわれるように、
産後の方は、より気なるようですね。

では、開いた骨盤を治療するには、
どうすればいいのでしょう?それには、
治るための近道になるポイントがあります。



まず、
① 骨盤筋をしっかり戻す
骨盤の開いた方のからだを見てみると、
力の入りにくくなった筋肉が骨盤周りに確認されます。
これは、分かりやすく言うと“筋肉が伸びている”ような状態。
この状態では、筋トレなどをしても戻りません。
伸びた筋肉は、筋肉の繊維や神経などの問題などによるため、
筋トレなどをして鍛えようとすると逆効果。
また、骨盤を閉める骨盤バンドなども、一時的なことになります。

骨盤筋を戻すために、その筋肉の繊維や神経の問題を探し出し、
そこを手当てします。

② 骨盤は、とても繊細。
頑丈さを欠いた骨盤や、伸びた筋肉は、
とてもデリケートな状態になっています。
骨盤や腰を捻ったり、押したり、もんだり、ポキポキしたり、
筋トレしたり、骨盤エクササイズするということは、
弱まった骨盤には大きな負担です。
大きな力を使って治そうとするよりも、小さな力で治るほうが、
悪化することもなく、きれいにしっかりした骨盤に戻ります。
大切なことは、骨盤や筋肉が回復する隠れたポイントを見つけること。
そのポイントを使えば、むやみに大きな力を使かって治そうとしなくても、
軽く触るだけで安全に確実に回復していくのです。

③ 邪魔しているものを取り除く
骨盤が回復していくためには、
からだの中で骨盤の回復を邪魔しているものを取り除く必要があります。
その邪魔しているものとは何か?
それは、「ゆがみ」や、「動きの硬いところ」や、「筋肉のバランス」だったりします。
骨盤が開いた原因の多くが、そういうほかの場所から来ていて、
それらの問題が骨盤回復の鍵を握っています。
それは、背中かもしれないし、ヒザかもしれませんし、
首かもしれません。そういうポイントも、
また骨盤回復することの近道になります。


④ 骨盤が開きにくい使い方に変える
骨盤の開きは使い方に左右されます。
治療で回復した骨盤をよりしっかりしたものにするためには、
骨盤の開きやすくなることをより少なくし、
閉じやすくなることを生活に取り入れていくことです。
先ほどの、①の骨盤筋と、③の邪魔しているものが分かると、
その人にあった骨盤の使い方が分かり、より安定したからだになっていきます。

2012年8月21日火曜日

『赤ちゃん体操セミナー 2回目』 の感想 3

『赤ちゃん体操セミナー 2回目』 の感想 1

『赤ちゃん体操セミナー 2回目』 の感想 2

の続きです。


~~ 見学に来られた保育園の園長先生 ~~

前回よりも低い月齢の子が多かったので、さらに基本的な反応が見られたのが良かったです。
また、赤ちゃんへのアプローチ以外で、妊婦さんへ向けたアプローチ、産後のお母さんへのアプローチのことも、してほしいです。

【私のコメント】
この度も、赤ちゃんとお母さんをご紹介くださいまして、ありがとうございます。妊婦さん、産後のお母さんへのアプローチも希望してくださり、うれしいです。出産やその後の育児は、妊婦さんの時期にどんどんいいことができると、ほんとラクなんですよね。産後のお母さんも同じことですね。お母さんが元気でいることが、赤ちゃんもラクであり、また回りまわって育児もラクになる。前回にセミナーの時すでに、参加されたママたちからも、「産後の骨盤矯正」のことを教えてほしいと、希望をいただいていましたので、そろそろやりたいですね。




~~ 岡山から勉強に来られた Hさん ~~

今日はありがとうございました。赤ちゃんの世代と触れ合うことがないので、懐かしかったです。赤ちゃんだけでなく、年齢に合わせた子供の整体ができるといいのかな?と思います。
あと、妊婦さん。あと、育児相談会もあればいいのかな?
あと、運動の出来る、できないは、からだが硬い、柔らかいに関係しますか?

【私のコメント】
遠いところご参加くださり、ありがとうございます。
Hさんは私の知り合いで、岡山で病児保育をされています。また、大学生、中学生の2児のお母さんです。
林さんとは、少ない時間でしたが赤ちゃんのこと、子供のことなど、お話させていただいたのですが、ほんと話がつきませんでした。また、赤ちゃんを見られているときの林さんの表情が、いつも以上にやさしい、柔らかくなっておられて、ホント赤ちゃんや子供が好きなんだなと思いました。
子供の整体、妊婦さんのことや、育児相談会いいですね。少しづつやってみようと思います。



~~ 妊娠3ヶ月の妊婦さん Kさん ~~

赤ちゃんの扱い方が、まったくわからなかったので、とても勉強になりました。見ているだけだったので、早くやってみたいと思いました。
まだ生まれていないので、実感がわかないですが、またいろいろと思うことが出来たら、質問したいと思います。よろしくお願いします。

【私のコメント】
Kさんは、初めての妊娠で、今つわりのなか、参加したいと熱心に見学に来られました。その姿勢は、すばらしいなと思います。お仕事もされているようなのですが、少しづつ自分のからだや、今の状況に向き合おうとされているのが、伝わってきます。上林さんのような妊婦さんが、からだがラクになること。また不安を書きたてる情報が多い中でも、惑わされないための、正しい情報もお伝えしていければいいなと思っています。また、出産に向けてのからだづくり。そうすることで、妊婦生活がラクで楽しいものになる。また、おなかの中にいる赤ちゃんも安心して育っていくと思います。また、出産後の発育・成長にも、産後の自分のからだにもつながっていきます。妊婦さんに喜んでもらえることをやっていきましょう。




~~ 私の感想 ~~

ご参加くださった皆様、
お暑い中起こしくださりありがとうございました。
この度は、妊婦さんや見学の方のご参加もあり、
ワイワイと和やかに行われました。

今回も、参加くださった皆さんが、
この時間を楽しんでいただき、
また、何かの気付きになればいいなと思い開きました。

お子さんと向き合い、
またからだのゆがみや緊張を取ることで、
赤ちゃんもしっかりと発育し、成長できる。

赤ちゃんのからだの知識も知れば、
不安も少なくなります。
そして、育児がよりラクになり楽しくなる。
そんなきっかけのひとつになれば、
いいなと思っています。

私自身も、とても楽しませていただき、
また、学びの多い会でした。

これから、この会を、より楽しく、
より喜ばれるものにしていきたいと思いました。



みどりい整骨院[ボディー&メンタルコーチ・モンキーポッド]  西尾龍伸
広島市安佐南区緑井4-11-12  082-876-0115 
ニュースレター  https://www.mshonin.com/sp/?id=496539808 

『赤ちゃん体操セミナー 2回目』 の感想 2


の続きです。



~~ 生後2ヶ月の赤ちゃんのお母さん 匿名 ~~

赤ちゃんのからだの硬さにビックリしました。
あまりじっくり触ったりマッサージすることがなかったので、時間のあるときに赤ちゃんとしっかり触れ合えればと思いました。また参加してみたいです。ありがとうございました。


【私のコメント】
お子さん3人目だそうで、なかなかお忙しいようです。そのため、赤ちゃんと向き合うことが少なかったと、言われておられました。体操のはじめに、赤ちゃんと『目と目で向き合う』というのがあるのですが、「こんなにこの子の目を見たの始めてかも。」と、正直に教えてくださいました。でも、そういわれたとき僕には、お母さんの表情はうれしそうに見えました。
うつ伏せでしか寝れない。ということで、からだを診させてもらうと、やはり緊張があるようでした。抱っこも横ではなく、立て抱っこをされていたので、それもひとつ気をつけられるといいと思います。お忙しいと思いますので、無理はされないでください。
でも、お子さんのからだは、緊張が今より減れば、必ず上向きで寝れるようになりますので、あせらず、すこしづつ出来る事から、はじめてみられるといいと思いますよ。もし、ご心配でしたらご来院ください。



~~ 生後1ヶ月半の赤ちゃんのお母さん Sさん ~~

同じくらいの月齢の子が集まっているため、話を聞くのも対象が定まっているので分かりやすかったです。からだの仕組みや、赤ちゃんの関節の伸ばし方の話が聞けてよかったです。

【私のコメント】
まだ、2ヶ月にならないのにしっかりとした赤ちゃんでした。でも、無理されないでこの体操も少しづつ取り入れていってください。早いうちから、この話を知っておられると、発育がしやすいと思います。足がすこしづつカエル状態になっていくといいと思います。


つづく・・・

『赤ちゃん体操セミナー 2回目』 の感想 1

昨日、8/20に、
赤ちゃん体操セミナーを行いました。

風邪で1組の方が欠席されましたが、
4組のお母さんと赤ちゃん。

見学の妊婦さんと、保育園の園長さん。
岡山から勉強に来てくださった林さん。と、
見学の3人の方とで、ワイワイと和やかに行われました。

ご参加くださった皆さん。ありがとうございました。

今日は、昨日のセミナーの、
皆さんの感想をご紹介します。




~~ 生後2ヶ月のお母さん Yさん ~~

マッサージを初めてしたので、こんなにリラックスするんだとビックリしました。
家でも教えていただいたマッサージをしてみたいと思います。
反射についてもいろいろ聞けてよかったです。


【私のコメント】
生後2ヶ月の赤ちゃんのお母さんです。
ホント、途中から緊張が抜けて気持ちよさそうに寝入っていましたね。
昼寝が浅くて、毎日寝かせるのに大変で、寝てもすぐに起きてしまうそうなんですが、いとも簡単に寝てしまったみたいで、またリラックスして気持ちよさそうに寝ている寝顔に、お母さんもビックリされていました。
ホント、寝顔がお気持ちよさそうでかわいかったですね。ぜひ、自宅で体操してください。




~~ 生後5ヶ月のお母さん Kさん~~

前回も参加させていただいて、2ヶ月のときに受けたあと、ばんざいの体操は続けていたのに、5ヶ月目の今、また、くせ?ずれがまた出てきてたので、生活の中で少しづつずれてくる事がわかって、できる範囲で続けて成長を見ていきたいと思います。ありがとうございます。
また、3歳児などの幼児の関節のゆがみについても教えてもらいたいです。


【私のコメント】
前回のときは、2ヶ月で小さかったですが、大きくなりましたね。
ご自宅でも体操を少しされていたそうで、赤ちゃんのからだは、リラックスできていましたよ。表情も落ち着いていました。今回、股関節の小さな左右差がありました。からだを見て、これは抱っこのくせだとわかり、その修正の方法をお伝えしました。この方法を、また体操と共にされるといいですね。3人のお子さんのお母さんですが、赤ちゃんとできる範囲で向き合うことをされていて、素敵だなと思いました。それが赤ちゃんの穏やかな表情にも表れていましたよ。



次回に、つづく・・・

2012年8月1日水曜日

未来を創るセミナー ~赤ちゃんセミナー~

~ 第2回 赤ちゃんセミナー ~ を、開催します。

前回のセミナーにつづき、
今回も、皆さんに喜んでもらえるセミナーになると思います。

テーマは、母と子で未来を作る。

赤ちゃんの体に触れることで、母と子が向き合う。
ということはもちろんですが、
赤ちゃんの持っている可能性を最大限に活かす。
からだをもっと元気に、もっと身体能力が発揮できるように。
からだを触ったり、動かしたりしていきます。

この方法は、大きくなったときに、ケガをしにくいからだ、
病気になりにくいからだにもつながっていきます。

また、からだを通して脳の発育も促す。
からだから情報を与え、
より脳が発育していくようにお伝えします。

私自身が、実際に自分の子供に行ってみて、
子供の変化に感動し、
ぜひ、これを伝えたいと思い、
セミナーを開催することになりました。

他では、あまり聞けない内容だと思います。


前回の、セミナーの感想

また、赤ちゃんに障害があったり、
赤ちゃんの体のことなどで何か気になる場合でも、
効果のある内容ですので、ご相談ください。


日時 8月20日(月) 10:30~12:00
場所 みどりい整骨院
料金 ¥3.000 (母子)(見学¥3.000)
持ち物 バスタオル タオル 各2枚 
(もしあれば、ヨガマットなど床にひくもの)
申し込み みどりい整骨院 082-876-0115
定員 5組
年齢 産後2ヶ月~6ヶ月くらい
(ハイハイをまだしていない赤ちゃん)


赤ちゃんは裸になって行います。
お母さんは、床に座りますので、
しんどい方は座布団など持参ください。

駐車場は限りがありますので、
お知り合いの方がおられましたら、
乗合わせてお越しいただくと助かります。

2012年7月23日月曜日

体はあせらず、長い目で見る


いま気になっている体の症状は、
体のゆがみや問題、
体の使い方の癖やパターンを
教えてくれるサインだったりします。

今ある症状を少なくしたり、
軽くすることはそんなに難しくとではりませんが、
その症状がどういう意味なのか、
もとの原因は何なのか、
その原因をよくするためにはどうすればいいのかを知るためには、
ある程度の知識と技術が必要になります。

もちろん、痛みが強いとき、
苦しいときには、痛みを早く取るための応急処置がまず第一です。
のんきなことを言っている場合ではありません。


また、必ず根本的な原因を解決しないといけないわけではありません。
それをしなくても痛みが楽になることはありますし、
痛みがまったくなくなって治ったように感じることもできます。

しかし、根本的な問題が解決されていない場合、
同じ症状を引き起こす可能性は高まり、
また、同じ症状でなくても、
違ったけがや痛みを引き起こしやすいといえます。

根本的な問題を解決しなかった場合と、
根本的な問題を解決した場合では、
1年後、2年後、5年後、10年後と
年月がたてば立つほど大きな差が出てきます。

体の痛みや症状の原因を知り、
それに対処するということは、
自分の体や、自分の生活に真正面から向き合うということです。

より健康に、より幸せな生活を送るための近道が、
からだの痛みや、症状の中に隠されています。

そして、それに向き合えた場合は、
その人の成長に必ずプラスされることでしょう。






治療の過程


第1時期 過去の処理 (応急処置・痛みを取り除く、軽減する治療)


第2時期 今を知る   (原因を知る・自分の現状を知る)


第3時期 未来の体づくり (原因に対処(治療・癖や生活の改善...)する・体のメンテナンス)





2012年5月22日火曜日

「赤ちゃん体操」の感想

先日、5/17にあった、
「赤ちゃん体操」の、
参加者の方からいただいた感想を掲載します。









5ヶ月半の女の子のママです。
上の子に手がかかり、1日中だっこひもをしていたせいか、
置くと常に泣いています。
からだの緊張があると聞きすごく納得しました。
しっかり目をみて、向き合う時間を増やしていきたいと思いました。
とても勉強になりました。   

山本さん





とてもよかったです。
リラックスを促すだけのマッサージではなくて、
発育への影響にも関わったマッサージ法も教えてもらえて、
勉強になりました。
今まで何となくマッサージみたいな事をしていたので、
「どこに効いて」
「何に良い」
というのが分かってよかったです。
次回開催されることがあれば、また参加したいです。

K.Kさん




リラックスさせることがとても大切だということが分かりました。
赤ちゃんも、緊張しているんですね。
日常生活の中で、本日学んだことを取り入れることが、
とても楽しみです。

匿名さん








赤ちゃんも、ゆるめてあげたり、
ストレッチしたりする方法がわかってよかった。
抱き方のよい方法などできて実践していきたいと思う。

内山さん





参加させてもらって、ものすごくためになりました。
大きくなってもできるマッサージと聞いて、
上の子にもしてみようと思いました。
2才の子がきしょうがはげしいので、
逆立ちがかんのむしにいいと聞いたので、
ぜひやってみようと思います。

加藤さん




とても、理にかなっていて、勉強になりました。
もっと早く聞きたかったですが、
今後の赤ちゃんのためにも、
役に立てたいです。
ありがとうございます。

園田さん





皆さん、ご感想ありがとうございました。


私も、可愛い赤ちゃんとママに囲まれて、
とても、楽しい時間を過ごさせていただきました。
私自身、自分の子供に実践してみて、
とても、楽しくてぜひ伝えたいなと思っていました。

赤ちゃんと肌で触れ合いながら、
向き合う時間がとても楽しく、
また、理にかなっているうえに、
やっていて、赤ちゃんがとても穏やかになり、
よく寝ます。

赤ちゃんにも、ママやパパにもいいので、
また、第2弾をしたいなと思っています。


今回参加くださった方々、
ありがとうございました。
また、ご自宅で赤ちゃんと楽しまれてくださいね。



2012年5月17日木曜日

~ 脳に効く 赤ちゃん体操 ~

今日、赤ちゃん体操、やりました。
好評で、また、やりたいなと思っています。

皆さん、楽しんでおられました。



















今回は、「脳に効く体操で、楽しむ」ということがテーマでした。

アンケートもご記入いただいたので、
また、後で掲載します。

2012年4月17日火曜日

脳にいい、赤ちゃんの体操

赤ちゃんの時期に大切な、リラックス。
もちろん大人にも大切ですがが、
特に、赤ちゃんには大切なこと。

リラックス。

脱力。



― リラックス・脱力ができると ― 


この、リラックス、脱力ができることは、
脳や、神経、内臓、筋肉など、
からだのすべての活動の基になります。

押したり、引いたり、
筋肉が作り出す力強い動きも、
リラックスや、脱力から始まります。

緊張した状態からでは、
うまく力を出し切れません。
リラックスできた状態からだと、
ダイナミックな力、ダイナミックな表現が出来ます。

ダイナミックな筋肉の動きは、
重いものを持つことや、
スポーツでの動きだけに限りません。

ピアノの演奏も、
自分が描きたい絵を描くことも、
好きな歌を歌うことも、
楽しくしゃべることも、
どんなことでも、
筋肉が動いています。

しかも、そこに自分を表現するということが入ってくると、
筋肉も神経もより活動的になります。

リラックスするいうことは、
『自分が表現する』ことのすべてにつながってくるのです。

そして、赤ちゃんの表現と言えば、
泣く、笑う、声を出す、
おっぱいを飲む、
ウンチをする、
手足を動かす・・・。
ことです。


そして、赤ちゃんのリラックスは
その、泣く力、
声を出す力、
おっぱいを飲む力、
手足を力強く動かす力、
蹴る力、
ウンチを出す力、
からだで表現するその子のすべての力を引き出します。

しっかり泣けること、
しっかりおっぱいを飲むこと、
しっかりウンチをすること、
しっかり手足を動かすこと。
そのことが、これからの大きな成長につながっていきます。

大人になって、自分をしっかり表現できること。
それは、赤ちゃんの時のリラックスから始まります。





― 緊張とリラックス ―

現代は、情報社会。
外からは、いろんな情報が入ってきます。
また、スピードの時代でもあります。


外(他人のことや、情報など)を強く感じる時、
人は緊張の状態になります。
(本当のリラックスではありません)

その反対に、本当の自分を感じている時、
リラックスの状態になります。
(リラックスしないと本当の自分は感じられません)

そして、急いでくる時、
焦っている時、緊張しています。

ゆったりとした時間、
ゆったりとその空間を楽しんでいる時、
人はリラックスしています。

緊張が悪いわけではありません。
バランスが大切なのです。

周りをみれば、
緊張になりやすいものに、あふれていて、
普通に生活しているだけで、
勝手に緊張側に傾いています。

だから、リラックスすることで、
バランスが取れて来ます。

赤ちゃんの過ごしている環境も、
自然なものばかりではありません。

耳から入ってくるもの(音)、
口から入ってくるもの(味)、
鼻から入ってくるもの(香り)、
からだで感じるもの(振動など)。

人工的なものは緊張を作ってしまいます。




― 赤ちゃんはもっと柔らかい! ―


私が、自分の娘に赤ちゃんの体操を続けて、
気付いたことは、
「赤ちゃんて、こんなに柔らかいんだ」
ということです。

もともと硬かったわけではありません。
いつも、抱いたり、触ったりしていて、
「赤ちゃんて柔らかいな」
と思っていたくらいです。

でも、体操をしてからの柔らかさといったら、
それ以上。
ほんと、とろけるようなからだになっています。
また、表情も。


もともと、いい表情をしていましたが、
その体操の後の顔といったら、
とろけるような何とも言えない、
輝いたように見えるほどの表情になる時があります。

そして、これが「赤ちゃん本来の状態」
なんだなと思いました。

もともと、表情も穏やかで、
おっぱいもよく飲み、
ウンチもよくして、
よく寝て。
そんな、問題ない状態でした。
もちろん、環境も悪くないと思います。

でも、体操後の柔らかさや、
表情をみて、
知らず知らずのうちに、
こんな小さい子にも、
緊張が入ってきているんだなと思いました。




― 親が出来ること ―

でも、現代社会に文句を言っても何も始まりません。
現代にしか体験できない、
いいこともたくさんあります。

自分にも、赤ちゃんにも、
悪いものを排除することは大切ですが、
きりがありません。

だから、そのあたりは出来る範囲にして、
後は、リラックスできることを、
取り入れてあげること。

親と赤ちゃんがリラックス出来ることで、
いい方法があれば、何でもいいと思いますが、

やはり、赤ちゃんはからだから緩めてあげるのが、
とてもいいと思います。

また、親と子のスキンシップにもなります。
親と子が、目を合わせて、
肌と肌で触れ合う時間は、
とても楽しくて心地いいもの。
赤ちゃんが喜ばないわけがありません。

そして、からだを触ることで、
その子の、今のからだの状態が分かります。
その子の硬いところ、柔らかいところ。など。
からだって、その子、その子で違います。
その子のからだの個性を知ることが出来ます。

そして、その日その日の体調も分かりやすかったり、
また、からだの正しい知識も分かれば、
からだに問題があった場合も、早期に見つけることもできますね。



― 親と子は鏡 ―

そんな体操をしながら思うことは、

一番大切なことは、
親自身だなということ。

私自身がリラックス出来て、
バランスよければ、
子供たちも安定しているし、
穏やか。

私自身が、
人生をイキイキと楽しんでいれば、
子供もラク。

子供が不安定な時。
だいたい、
親の自分たちが
不安定になっていますね。

でも、それは悪いことではないと思います。
まずは、それに気付くことが大切。
気付くためには、子供と向き合うことであり。
夫婦で向き合うこと。

それは、赤ちゃんの時から始まります。
からだを触りながら、
その子を感じる。
その子を感じながら、
自分を感じる。

向き合う時間。
触れ合う時間。
感じ合う時間。
そんな時間て幸せですね。

やっぱり、体操っていいな。
そう思います。




― 脳にいい ―

体操はとてもやさしいものです。
無理なことはもちろんしません。
その子その子にあった、
やり方で行います。

硬くてもいいのです。
少しづつ、その子が喜ぶように行います。

緊張が強すぎる時、
はじめは、泣いたり、嫌がる場合もたまにありますが、
そんなときは、ゆっくり繰り返ししているといつか喜んできます。

基本的にはその子が喜ぶようにしてあげます。
その子が不快な時は、緊張します。
その子が喜ぶことは、からだを緩めます。


脳科学からも考えられた体操を、
私なりに、少しアレンジした方法です。


脳性マヒなど、障害のある子供を
治すことを目的に始まった体操で、
それが健常者のこどもにもすごくいいということで
行われているもの。

脳科学の教授さんが、
その体操の効果を立証しておられます。

2012年4月4日水曜日

アタマはやわらか~く

からだの硬さは、こころの硬さ。
とは、よく言いますが、
ストレッチをしてすごく柔らかければ、
必ずこころは柔らかいというわけではありません。

でも、気持ちが、リラックスしていると、
筋肉も、リラックスしています。
特に、こころの硬さが顕著に表れるのが、
アタマです。

このアタマが硬いと、いろんなところに影響が出ます。
腰痛や肩こり・・・などなど、
また、胃腸の消化吸収が低下し、
栄養の不足になったり、
からだの筋力が低下したりもします。

アタマの硬さが関係してないものは、
ほとんどないのでは?と思うほど、
いろんな症状に関係しています。

病は気から。
とも言いますが、
ホントそうだなとつくづく感じます。

アタマを触ると、硬い人はほとんど。
でも、自分の頭を触ってもらっても、
よくわからないようですので、
いつも、耳を触ってもらいます。
アタマが硬いと、耳も硬くなっていることが、
多いのですが、
耳だとよくわかるようです。

自分の耳を触ってみてください。
そして、周りの人の耳と比べてみましょう。
自分の耳の硬さ、柔らかさがよくわかります。

現代はスピードの時代。
また、自分よりも他人を優先することが、
美徳だったり、そういう教育で育っているので、
周りの目を気にする生活になりがち。
そんな、毎日を送っていると、
自分は周りに振り回されたように感じ、
意識は外へ、外へ。

怒られないようにしよう。
嫌われないようにしよう。
丸く収めよう。
人に好かれたい。
人に評価されたい。・・・。

そんな気持ちでいると、
気持ちもからだもどんどん縮んで、硬くなっていきます。

まずは、自分を感じましょう。
深呼吸をしましょう。

また、目をつむって、耳を指でふさいでみましょう。
自分の呼吸が感じられます。
この状態を15分すると、
脳が活性化され、
アタマがスッキリします。

そうすると、
脳に血液が流れ始め、
栄養が届きます。
自律神経も整ってきたり、
全身のバランスも改善しやすくなります。

まずは、自分を感じて、
こころとからだを緩めてみましょう。

2012年4月3日火曜日

からだにいい歩き方

健康のために、
ウォーキングをされている人は多いですね。

歩くことは、とてもいい運動です。
手足の交差した動きは、
神経のバランスを善くします。

また、足を使うことは、
適度な血流を促し、
心臓なども負担が減ります。

腹筋、背筋にも、
適度な運動になります。
特に現代の人は座りっぱなしの姿勢が多いので、
腹筋や背筋が弱っています。
でも、皆さんがよくやる腹筋のトレーニングは、
腰痛のもとになりますし、
健康に適した動きではありません。
まずは歩くことが、
一番いい腹筋背筋のトレーニングになります。

そのような効果を上げるためには、
からだにいい歩き方が大切です。

間違った歩き方は、
せっかくの運動の時間がもったいない。
有効に使いましょう。

まずは、目線。
下を向かず、まっすぐよりやや上を見ましょう。
胸が開いて、お腹回りの筋肉を使った歩きになります。

次は、手足。
よくからだの前で、
手を大きく振って歩いている人いますが、
あれは、間違い。

適度に振ります。
そして、前よりも、
後ろに軽く引くように振る。
ほとんどの人が、
日常生活の中で、
手も足もからだの前で動かす動作ばかり。

後ろに引く筋肉が弱っていて、
バランスを崩しています。

簡単な練習は、
つま先立ちして歩く。
そうすると、手足の引く動作がラクにできます。
ウォーキングの途中につま先立ち歩きを入れるといいでしょう。

目線を上げて、
手足は軽く引きながら歩く。
見た目もきれいで美しく見えます。

バランスがいい歩きになるので、
代謝がよくなり、
筋肉もきれいにつきます。

美しく歩きましょう。
そして、楽しんで歩くことも忘れずに。
空や街並み、川や緑。など景色も楽しんだり、
空気を吐いたり、美味しく吸ってみたり。

美しく、楽しく。

マウスピースで筋力アップ

歯並びが悪かったり、
下あごが上あごより前にある状態では、
噛み合わせが悪く、
からだの筋力が低下し、
また、からだのゆがみにつながります。

前回のブログで書いたように、
歯の矯正には、デメリットがありますので、
まずは、マウスピースをお勧めします。

当院では、
からだの筋力の状態をみて、
マウスピースが合うのかどうか?
必要かどうか?

からだのゆがみを整えることで、
マウスピースがいらない場合もあります。

そして、マウスピースが必要な場合は、
まず、からだを整えた状態で、
自分の歯の形に合わせて形を作ります。
出来た形も、からだにあっているかどうかも、
全身の筋力やゆがみをみてチェックします。

また、時間が経過し、
からだのゆがみが整ってくるとともに、
歯のかみ合わせも少しですが変わってきます。
それに合わせて、マウスピースの形もからだをチェックしながら、
また変えていきます。
そうすることで、安全で支障も少なく、
スムーズにからだが整っていきます。

もちろん、その人その人の歯並びの状態にもよります。
歯科で見てもらった方がいい場合もあるかもしれませんが、
重度の問題でなければ、
そして、安全に行きたい場合は、
全身を整えながら、
マウスピースから始めることを、お勧めします。

ちょっと待って!歯の矯正!

歯の矯正をしている方は、多いですね。
でも、皆さん歯の矯正をするとどうなるのか、
あまりご存じではないようです。

もちろん、見た目がよくなったり、
かみ合わせがよくなる。という、メリットは知っていると思います。

でも、歯の矯正をすることで起きる、
デメリットのことは、あまり知らないのではないでしょうか?
デメリットはいろいろあるのです。

歯は、アゴや頭蓋骨についています。
その歯を固定するということは、
頭蓋骨も固定することになります。
頭蓋骨を固定すると、大変なことになります。

頭蓋骨を固定すると、
頭蓋骨の動きを止めてしまうことになり、
からだの様々なところに不具合が出て来ます。
頭蓋骨はわずかですが、
動いているんですから。


???


頭蓋骨が動く?



と、お思いでしょう。



頭蓋骨は骨ですよ。動くはずがないでしょ。



いえいえ。年齢などにもよりますし、
大きな動きではないですが、
僅かながら頭蓋骨は動いているのです。

死んだ人の頭蓋骨は、
昔の木の電信柱のように乾燥し、
硬い骨。という感じがしますが、
生きた人(生体)の頭蓋骨は、
樹液がしみわたる木ように、しなりがあります。


特に、頭蓋骨の一部の骨は、
腕や足のような骨とは、作りが違っていて、
柔軟性があるものもがります。


また、頭はいくつもの骨が組み合わさって、
一つの頭蓋骨になっています。
その一つ一つが、縫合という、
ギザギザになった面が、
歯車のように噛みあわさって出来ています。

そして、頭蓋骨のなかにある脳。
その脳を包んでいる膜が
膨らんだり、縮んだりする動きに合わせて、
頭蓋骨も骨のしなりと、縫合によって、
呼吸をするようにわずかに動いているのです。

歯を固定すると、頭蓋骨を固定することになり、
脳を包んでいる膜を固定することになります。
その膜は、脳から脊髄まで包んでいるので、
背骨から骨盤まで届いています。

結果的に、脳を包んでいる膜が緊張し、硬くなり、
それが、背骨を伝って骨盤の傾きやゆがみなどになります。

歯の矯正をしている人の、
腰痛や肩こり、けがなどの症状の多くは、
歯の矯正から来ていることがしばしば。

特に、成長段階にある子供たち(幼児、小・中・高校生)は、
頭蓋骨に柔軟性があるため、
また、骨も成長段階であるために、
影響は大きいのではないでしょうか?

歯医者さんはあまりお勧めしないとは思いますが、
歯の矯正には、
固定する方法だけでなく、
マウスピースをつけるという方法もあります。
その方が、時間はかかると思いますが、
安全で支障が少なく出来ると思います。

また、歯並びの原因は、
歯だけではありません。
頭蓋骨のゆがみ、
また、全身のゆがみも関係します。
全身をみないで、歯だけを無理やり矯正していまうのは、
からだへの負担はとても大きいものになります。

そして、子供の発達や成長も大きく影響します。
そのあたりもしっかりと子供さんと一緒に考慮されること。
メリットと、デメリット。両方あることを知った上で、
選択されることをお勧めします。

大切なおからだです。
皆さんにとって医療がマイナスにならないよう、
プラスになることを願います。

歯は命! 歯と骨盤の関係

歯の問題も、
からだの様々なところに影響します。

歯が痛かったり、
歯が抜けていたりして、
ものがうまく噛めないと、
胃腸に負担がかかります。

また、歯の影響で、
アゴに力が入りにくかったりすると、
何か作業をするときに、
からだ全身に力が加わりにくく、
腰や肩など、別のところにも負担がかかったりします。

アゴは、骨盤ととても関係があるので、
腰痛やヘルニアなど、腰の症状の原因にもなります。

骨盤がゆるくなっていたり、
ゆがんでいる場合、
その骨盤の問題は、どこに原因があるのか、
探っていき治療します。

腰に原因がある場合もあれば、
足に原因があったりと、皆さん様々ですが、
歯の問題が骨盤に関係していて、
歯やあごの状態を善くすることで、
骨盤が改善していくこともあります。

ホント、歯は命!

また、歯が痛いときなど、
ものがうまく噛めないときは、
胃腸が弱っていて、
お腹を休めたいというサインだったりする場合もあります。

硬いものを噛むと痛いのであれば、
今は硬いものを消化出来ないという、
胃腸からのサイン。

そうなると、お豆腐や、おかゆなど、
柔らかいものを自然と食べるようになりますよね。
歯の痛みにも原因があります。

もちろん、からだのゆがみの場合もあります。
歯が痛いときは、
歯医者で治療してもらうことも大切ですが、
自分の食生活や、普段の姿勢。
からだの使い方、生活リズム、
精神状態など、自分の生活を振り返ってみるといいと思います。


アゴの痛みの原因

アゴの痛みや、口が開きにくいなどの症状は、
アゴだけの問題ではありません。
からだのゆがみが大きく関係します。

アゴには、首の筋肉がついていて、
口をあけるときは、喉のところの筋肉が、
縮んで口が開きます。

またアゴは、首の傾きに大きく関係します。
口をあける時、頭を前に傾けると口が開きません。
頭が後ろに傾くことで、口は開きます。

そのため、アゴに症状がある時、
歯やアゴだけでなく、
からだのゆがみが関係していることが、
よくあります。


そして、口はものを食べるところ。
消化の第一段階です。
食べたものは、
口 → 食道 → 胃 → 腸 ・・・。
と、通っていきます。
ですから、口は食道を介して、
胃腸につながっています。

胃腸が調子悪くなって、下垂したり、
緊張したりすると、
口やアゴのあたりは、食道を伝って、
下に引っ張られます。

それによって、アゴに無理な力がかかり、
障害が出ることがあります。
アゴは、胃腸の状態や、
からだのゆがみの状態に大きく関係しているのです。
そのような場合は、
原因となるゆがみを整えると、
口が開きやすくなったり、
痛みが減り、ものが噛めるようになったりします。

歯の治療などをしても、
なかなか改善しない場合は、
ゆがみの問題が原因になっていることが多いので、
からだを整えることがおすすめです。



2012年4月2日月曜日

乳幼児の歩行器

乳幼児には、成長に適した動きが大切です。
寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、よちよち歩き・・・など。

そして、その動きが、からだの筋肉、骨などだけでなく、
脳の発達にも関係してきます。

ハイハイの動きは脳の中の、中脳の発達に関係し、
歩き動きは、大脳に影響したりと、
その時期に行う、ひとつひとつの動きは、
とても大切な意味があり、
脳の発達には欠かせないのです。

歩行器などは、
育児と家事で忙しいお母さんを助けてくれる、
大切なアイテムですね。
しかし、歩行器での手足の動きは、
子供の発育にとっては、不自然な動きであり、
神経や脳の発達にはお勧めできません。

最近は、動かせないように、
がっちり固定させて
座らせるものもあるようですね。

その子が自分で、
そして自然に行う動きが大切で、
それを妨げることは、
からだのバランスを崩してしまします。

つかまり立ちをしたり、
よちよちと歩き始めている子供に、
手を引っ張って、立たせたり、
手を引っ張って、歩かせることも、
同じように、いいことではありません。

子供の時に、何らかの理由で、
ハイハイが出来なかったり、
その時期に適した動きが出来なかった場合、
大人になっても、神経や脳の統合がうまくできないことがあります。
その場合は、それを修正する治療や、
体操が必要になってきます。

そうすることで、
からだのゆがみやねじれだけでなく、
からだの不調も、
改善する場合もあります。

しかし、もっとも大切なことは、
乳児、幼児の時期に、
成長に適した動きを親がされてあげることです。

お父さん、お母さんには大変な時期ですが、
その子の成長を願って、
いい環境を与えてあげましょう。


2012年3月30日金曜日

丹田で、肩こり解消!

現代は、緊張型の人が多い。
緊張型になると、肩も張ってきます。

頭や肩は緊張していても、
腹には力が入らない。
「腹を据える」「腰が据わる」と言いますが、
腹が据わっていなくて、
上半身が緊張しています。
腹とは、おへその下。
下腹のところです。
ツボでは、丹田というところ。

前かがみの姿勢。
デスクワークなどの座った姿勢。
腰が曲がった姿勢。など、
お腹が引っ込んだ状態が多いと、
腹に力が入りにくくなります。
そしてその分、肩に余計、力が入ってい、
肩こりになります。

今、ヨガを学んでいますが、
ヨガでの動きは、
腰や腹が中心。
からだを倒す動作は、腹から動きます。
そうすると、自然と肩の力が抜けていきます。

そして、もうひとつ肩の力を抜く方法を習ってきました。
手のひらを上にする。
そうすると、また肩の力が自然と抜けます。
座っていても、膝の上に手を置くとき、
手のひらを上にする。
そうすると、肩がラクになります。

最近、介護の移譲などで使われている、
古武術もそんな動きですよね。
手のひらを返して、背中に添えて起こしてあげると、
少しの力で移譲が出来たりしますね。

また、手のひらを上にしたポーズは、
受け入れのポーズです。
相手を受け入れるポーズ。

腰や腹を使ったり、
手のひらを上に向けたり、
そんなちょっとした動作を取り入れることも、
からだがラクになる近道になります。


2012年3月29日木曜日

栄養は摂ることより、出すこと

栄養不足の原因は、摂っていないのではなく、
摂りすぎていることが、多くの原因です。

現代は色んなものを食べて、
飽食の時代と言われていますよね。
ほとんどの人が食べすぎという事です。

いっぱい食べて栄養不足って、おかしなことです。
もちろん、ジャンクフードや添加物、肉食、油物・・・。などなど、
そういうものが多く、必要なものが不足しているかもしれません。

でも、最近は食や栄養の意識が徐々に変わっていて、
野菜など気をつけて食べている人も増えてきているようですよね。
いいことですよね。

ただ、まだまだ間違った情報も多いのも現実です。

その1つに、一日3食。
実は3食は食べすぎ。
3食でいいのは昔の話。
例えば、玄米菜食で3食なら胃腸の負担も少ない。
チョコレートやケーキもない。
季節に出来たものを、
そして土の肥えた畑で大地からの栄養をたっぷり受けた食材で。

でも、ほとんどの人はそれとは遠い食事。
そして食べるときの姿勢も悪くて、よく噛まなければ胃腸はより大変。
肉体労働もしていないデスクワークの人だったら、
体への負担は計り知れません。

朝食をしっかりと食べることも、大切だとよく言われていますが、
朝起きて間なしに食事をされても、
起きたばっかりの胃腸はびっくりしてしまいます。

昔のように、朝早くから田畑で一仕事してからの朝食ならまだしも、
消費もしていなくて、目覚めたばかりだとお腹は大変です。

そんな状態だと、消化もしっかりと出来ませんね。
消化が出来なければ、吸収もできないですよね。
しかも、胃腸に負担の多く食材ばかりで、
消化も大変。となれば、内蔵はお疲れの連続ですよね。

そうなると、色んな老廃物も排泄しにくくなり、
その老廃物が体内にとどまります。
その老廃物によって、血液は汚れ、汚れた血液は全身に運べれます。
そうなると、筋肉、神経、血管、骨・・・などなど、
全てのものが、新鮮な栄養ではなく、
よろれたものによって、壊れていきます。
すぐに怪我をしたり、いためてもなかなか治らなかったり。

そして、そんな状態では、胃腸も弱まっているので、
いくら、いいサプリメントを摂っても、
吸収されず、出て行ってしまいます。

吸収されるには、まず汚れた老廃物を、
体から出すこと。

脳と同じように、
アウトプットするとインプットされる。という事と同じように。
体も汚れたものが出れば、新鮮で綺麗な栄養も、
すんなりと吸収され、体に浸透していきます。

まずは、出しましょう。
またまた春です。デトックス。デトックス。







2012年3月23日金曜日

乳児のからだ つづき

昨日の記事でお伝えした、乳児の運動ですが、
実際に受けてみて、
また、自宅で帰ってから行ってみましたが、
早速変化がありました。

子供の表情が明らかに明るく柔らかくなり、
からだも柔らかくなって、
やはり乳児の変化は早いな~と、
感心しています。

そして、もうこんなに小さくても、
適切な運動が必要なんだとも実感。
明らかに、その運動を喜んでいるかのように、
その子のからだと表情から、
伝わってきます。

適切な運動が、
神経と脳の発育に、
伝わっていることが分かります。
本人も気持ちいいのでしょうね。

そして、昨日受けている時に、
右の股関節が少し硬いと、
指摘を受けて、実際に診てみると、
確かに少し硬い。
治療家ながら、
その子のからだのことを見過ごしていました。

で、帰ってまたからだをみながら、
あっ。ここか?と、
股関節の硬さの原因に、何となく気がつき、
やってみると、即効。
答えは、右の耳にあり、また感心。

以前におっぱいを吐いたのが、
耳に入ったせいか?よくわかりませんが、
耳の中に白く湿って固まったものがあり、
それを気にしてか?
よく、その側の耳を下にして寝ていました。
そして、右耳が少し硬くなってきていたので、
治療でよくする、耳を柔らかく戻すことをしていました。
(もちろん耳の中にあったものは取り除いています)

最近、その耳の症状も治っていたので、
やっていなかったのですが、
からだのバランスをみて、
何となく、股関節の硬さの原因が、ここだなとピンと来ました。
で、早速触ってみると、すぐに変わりました。
驚くくらい、股関節が柔らかく回る。
やはり、乳児は早い。即効ですね。

またまた、乳児の変化の速さに感心し、
また、耳と股関節のつながり、
からだのつながりの面白さに感動。
からだって面白い。子供も面白い。

ただ、このケースでは、たまたま耳でした。
股関節が硬ければ、必ず耳というわけではありませんので、
誤解しないようにしてください。

股関節がもし硬くても、
その子その子で原因が違います。
また、先天性股関節脱臼や、
骨の形成の違いにより、
変わらないものもあります。
(ただ、先天性股関節脱臼などの問題には、
そこをかばってできる、からだのアンバランスさの修正には有効と思います。)

耳も大切なところですので、
この記事を読んでも、
ご自分で子供の耳を引っ張らないようにしてください。
もし、気になるようでしたら、専門の方に見てもらいましょう。

ただ、からだの面白さと、
からだの不思議なつながり。
また、乳児期、幼児期のからだの発育の大切さを
お伝えしたく記事を書きました。
筋肉や骨格の発育は、
神経や脳、内臓など、すべてにつながっています。

そして私自身、
今回、乳児や幼児のからだを見せてもらながら、
多くの気付きをもらいました。
自分の治療につながることもたくさんあって面白い。

からだはつながっているということ。
筋肉は筋肉だけをみるのではなく、
からだ全体の一部としてみること。
そして、神経や脳との関係の大切さを再確認。

本当に、筋肉は神経や脳など、
からだの中の様々な情報を提供してくれている窓口です。
痛みや、ゆがみなど、なにかからだに問題があっても、
ただむやみに揉んだり押さえたり、
適当な処置をからだに与えるのではなく、
症状は、からだからのサインととらえ、
それに適したことを自分に与えていくことが大切。

・・・などなど。
子供を通して、いろいろなことを再確認し、
面白さを提供してもらっています。

つづく・・・

2012年3月22日木曜日

0歳児のからだのおもしろさ

自分の二人目の子供が生まれてから、
一人目の時以上に、
からだを触ったり、見ながらして、
楽しんでいます。

0歳児のからだの面白さ。
感心するやら、感動するやら。
からだの動きから、
からだと、脳との密接な関係など、
本当に面白い。
自分が学んできたことや、
治療で実感してきたことが、
つながりだす。

目の動きの大切さ。
股関節の動きの大切さ。
手、足。
皮膚感覚。
体幹の動きと、指の動きの連動。

などなど、筋肉の動きは、
脳や神経の情報を正確に教えてくれる。
筋肉は、本当に大切な情報源だな~と、
つくづく感じます。

今日、子供のからだの動きなど、
よくご存じな、保育園の元園長先生に、
(一人目がお世話になっている)
0歳児で出来る動き。
0歳児で必要な動きを、
実際に教えてもらい、受けてきました。
受けている間、子供は本当に気持ちよさそう。

ほんの10分ぐらいだったが、
その後、すやすやと穏やかに眠った。
最近、昼間は寝が浅かったのだが、
あっけなく寝た。

寝の浅かった原因の一つは、
動きが少なかったことと判明。
もう、こんな小さなときから、そんな動きが必要だったとは。
思っていた以上に、結構な運動が出来るんですね。
感心しました。

しっかりと、神経を使わせてあげること。
それも、親の大切な役目なんですね。
放っておけば勝手に動くというものでもないようです。
目からウロコ。
悩んでいた寝の浅いことも、
軽く解消。

もちろん、「生活リズムも大切」
と、ご指導いただきました。
寝る時間、起きる時間。
寝るときは決まった時間に寝る。
起きる時は、ピッと決まった時間に起きる。
ほんと、基本中の基本。
大切ですね。

先日のブログで、
「乳児の必要な動きを教えます。」
なんて、偉そうに言いましたが、
もっと、いいこと教わりましたので、
また、お伝えします。

これは、子供だけでなく、
大人のからだの治療にも、
繋がりそう。

小さいときから、
しっかりと育ててあげることは、
大人になって大きく変わると思います。
それは、いつも治療の現場で感じさせてもらっていること。

もちろん、からだだけではありませんよね。
こころも一緒に育つこと。
こころとからだは連動していますからね。
こころが硬ければ、からだも硬くなる。
からだがゆるめば、こころも緩む。
逆もありますね。

そんなことを、治療の現場で日々思っているのですが、
今日は、それを子供のからだを通じて、
感じさせてもらいました。

ありがとうございます。


2012年3月19日月曜日

シビレの治療

手や腕がしびれたり、
足や腰がしびれたり、と、
しびれの症状も様々です。

病院などに行くと、
手や腕のシビレであれば、首を疑って、
首のレントゲンなどを撮られることが多いと思います。

また、足のしびれの場合は、
腰のレントゲンを撮ることが多いでしょう。

しかし、レントゲンを撮っても、
原因がよくわからなかったり、
もし、ヘルニアなどがあっても、
手術を勧められたり、
手術をするほどでなければ、
牽引や、くすりなどで症状の観察ではないでしょうか?

当院に来られる患者さんは、
そのような、診断や治療を受けても、
善くならなかったり、もっと原因が知りたいということで、
来られることが多くあります。



では、しびれの原因は、
本当に首や腰だけなのでしょうか?


そんなことはありません。


しびれるということは、
神経が通っているその経路の間の、
どこかに圧迫されている可能性があります。

(もちろん、シビレには、
圧迫だけでなく栄養的な問題や、
血流などの問題の場合もあります。)


もし、手の指にしびれを感じているのだあれば、
首から手の指先まで全体を診ていかなくてはいけません。
それは、首かもしれないし、肩かもしれないし、
胸かもしれないし、腕かもしれません。


その経路で、どこに圧迫を受けているのか?
それを見つけ出し、そこの圧迫を取り除いて行くことが、
大切になってきます。


ですから、もし腕に問題がある場合に、
首ばかり治療しているというのは、
ポイントがずれているということです。
症状が治る可能性は薄いでしょう。


まず、神経を圧迫しているところはどこにあるのか?
探っていきそこを取り除いてあげること。

そして、そのポイントが分かったら、
次になぜ、そこに圧迫を受けるようになったのか?
その原因となった、ゆがみやからだのねじれがあれば、
そこも整えていくことも、大切になってきます。


①神経が圧迫されているところを見つけ出し、取り除く
②その原因となった本当の問題(ゆがみやねじれ)を探し出し、整えていく


この二つが出来れば、
改善される可能性は高くなります。


ただ、しびれは、
整えばすぐ善くなるとは限りません。
整ってから時間差で症状が軽減してきたり、
また、首や腰などに変形などが原因の場合は、
改善しにくいこともあります。

しかし、原因を突き止めないまま、
あいまいな治療を続けていては、治るものも治りません。

放っておくより、1日も早く善くしてあげた方が、
からだも改善しやすく、ラクになるでしょう。


諦めず、ご自分のからだの可能性を信じて、
ラクなからだを取り戻しましょう。


2012年3月16日金曜日

乳児、幼児のからだの発達と、ゆがみ

乳児、幼児には、適切な発育が大切です。
しかし、成長段階において、
間違った方法(抱き方、寝かせ方、歩かせ方・・・etc)によって、
からだに問題が残ることがあります。

また、けがなどにより、手や足を固定したり、
からだの動きを制限してしまうことがあると、
神経や脳の発育に影響し、
その問題が大人になっても残っていることがあります。

見た目にはよくわからなかったり、
生活も普通にできるので気がつかないケースも多くあるようですが、
腰痛や肩こりなどに関係していたり、
内臓の問題や、からだの様々な問題に関与していることがあるようです。

その場合、
適切な診断と、治療(または適切な運動)が必要になります。

治療でもそういう問題に、
対応した方法があります。
もちろん、すべての問題がクリアーになるわけではありません。
重度の問題であれば、
より適切な運動も必要になってくるでしょう。

しかし、からだのゆがみを整えるための一つの方法としては、
とても有効な治療です。

そこで、もう一つ大切になってくるのが、
乳児期、幼児期の育て方です。
抱き方、目の使わせ方、手、足の使い方など、
その時期時期にあった方法や、
遊ばせ方が必要のようです。

成長にしたがって、
こどものからだの使い方も変わってきますが、
寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、・・・。など、
その時にする動きに平衡して、
脳の発達する場所も変わってきます。

そのためには、
親や周りの大人の知識も必要になってきますが、
まずは、子供の動きの邪魔をしないことが大切。
その子が動きたいことを制限してしまうことを、
排除していくこと。

例えば、動きにくい服装により、
手や足の動きを制限していれば、
動きやすい服装に。

抱き方も、正しい抱き方もありますが、
まずは、片方ばかりに偏らず、
右、左と、両方同じように抱くこと。

また、お母さん、お父さんの抱っこする大人が、
ゆがんでいると、抱っこされている子も
ゆがんだ状態になります。
大人のからだの状態も大切になります。

子供にいい抱き方なども、
またお伝えします。


水とゆがみの関係

治療をしていて、「水が不足しているな~」
と思うケースが多くあります。

当院では、筋肉の筋力を診ながら、
その人のからだの状態を診て行きます。

からだの筋力でその方が、
何が不足しているのか?診ていくことが出来ます。
水や、ビタミン、ミネラルなどなど。

その人の筋肉やゆがみだけでなく、
栄養状態や、内臓の状態、神経の状態、など、
いろんなことが診て行けます。
もちろん、からだの中のすべてのことが、
何でも分かるわけではありませんが、
筋肉はからだの中の見えないところまで、
たくさんの情報を与えてくれます。

そして、水が不足している場合、
からだの全部の筋肉が、
(きちんとテストすると)
力が入らないのです。

すべての筋肉に力が入らない場合は、
必ずしも、水が不足しているとは限りませんが、
最も多いなと思われるのが、
水の不足です。


「水分は撮るようにしていますよ。コーヒーとか、お茶とか・・・。」


「いえいえ、水分ということではなくではなくて、水ですよ。」


本当は、人間はそこまで水を採らなくてもいいそうですが、
それは、からだの中がとてもクリアーな状態に限ります。

玄米菜食で、よく噛んで、適量。
適度な運動、からだも柔らかく、精神的にも豊か。
そんな生活を長年していれば、水はそこまで必要ないようです。

近年、食材や添加物など気をつける方が増えて、
食に対する意識は少しづつ改善されつつあります。
しかし、まだまだ、からだに負担のかかる食生活をしている方がほとんど。(私も含め)
お肉も食べますし、お菓子も食べます。過食の方もおられます。
そういう状態では、多くの水が必要になります。

もちろん食生活を見直すことも大切。
しかし、無理は禁物。
自分のできる範囲で整え、
後は、しっかり水を飲むこと。

からだにいいといえない食材は、
排泄されないでからだに残るものもあります。
そんな状態では、血液も汚れ、
内臓から、筋肉、骨、神経・・・、と、色々なところに影響が出ます。

それを少しでも排泄するのを、助けてくれるのが水です。
水を飲むことで、おしっこから排泄。ウンチも出やすくなります。
血液もきれいになりやすく、
少しはからだの応急処置になります。

これが出来ていれば、
筋肉は正常に機能しやすく、
からだは安定してきます。

もちろん、筋肉だけでなく、
脳も活動しやすく、
内臓も改善されます。

からだのゆがみを整えていく際に、
全身の筋肉が正常に機能していないと、
なかなか整いません。
善くなっても、持続しなかったり、
また悪くなったり。

筋力検査で、力が入らなかった人が、
水を飲むようにしたら、
次に来られて時には、
力が入るようになられています。

その状態になると、
治療もとてもスムーズに進みやすくなります。

水を飲むことは、
からだの基盤がしっかりすることに繋がり、
からだの不調を改善する第一歩になります。

どんどん、水を飲みましょう。

(ミネラルウォーターか、いい浄水器がオススメです)

2012年3月5日月曜日

コリをほぐすのは、よく考えて


筋肉のコリは、ほぐしてはダメ。

肩こり、腰、うで、あし・・・など、
凝っているところを、ほぐす。というのは、
当たり前のようになっていますが、
からだにとっては、ダメージになることが、
多くあります。

筋肉の繊維は、とてもデリケート。
ゴリゴリと揉みほぐすようなやり方では、
筋肉の繊維は、痛んでしまいます。

マッサージ屋さんや、治療院、エステなどでは、
そういうところがいまだに多いようです。

マッサージ機に寝てゴリゴリやっている人も、
おられるでしょう。
電気屋さんの、マッサージ機のコーナーは、人気ですね。
寝ている人は、とても気持ちよさそう。
でも、ゴリゴリしている筋肉には、本当はよくありません。

その時は、気持ちよくてほぐれたように感じます。
凝った筋肉も、柔らかくなって、よくなった~と思えます。
しかし、よく耳にする言葉は、


「その時はいいんだけどね。」


皆さん、よくわかっておられます。


筋肉は、揉んで柔らかくすると、
筋肉の繊維に、小さな傷がつきます。
その時は、ほんの微量な傷なので、気がつきません。
痛くもなんともないし、気持ちいいだけ。
もしくは痛気持ちいい。

しかし、それを繰り返し、繰り返していると、
筋肉は、傷つき、傷つき、を重ね、
まるで、かさぶた(瘡蓋)が何層もできるように。
または、瘢痕が何層もできるように、
どんどん、硬い硬い筋肉になっていき、
そして、伸び縮みが出来ない筋肉になります。

伸び縮みが出来ない筋肉と言うのは、
筋肉に力が入らない状態です。
でも、日常生活は普通にできるし、
物も持てるので、本人は力が入らないなんて、
気がつきいませんが、筋肉テストをすると、びっくり。
本当に力が入らなくなっていることが多いのです。

つづく。


次回は、筋肉のコリの原因。
そして、揉みほぐすことをしなくても、
よくなる方法をお伝えします。