2012年4月17日火曜日

脳にいい、赤ちゃんの体操

赤ちゃんの時期に大切な、リラックス。
もちろん大人にも大切ですがが、
特に、赤ちゃんには大切なこと。

リラックス。

脱力。



― リラックス・脱力ができると ― 


この、リラックス、脱力ができることは、
脳や、神経、内臓、筋肉など、
からだのすべての活動の基になります。

押したり、引いたり、
筋肉が作り出す力強い動きも、
リラックスや、脱力から始まります。

緊張した状態からでは、
うまく力を出し切れません。
リラックスできた状態からだと、
ダイナミックな力、ダイナミックな表現が出来ます。

ダイナミックな筋肉の動きは、
重いものを持つことや、
スポーツでの動きだけに限りません。

ピアノの演奏も、
自分が描きたい絵を描くことも、
好きな歌を歌うことも、
楽しくしゃべることも、
どんなことでも、
筋肉が動いています。

しかも、そこに自分を表現するということが入ってくると、
筋肉も神経もより活動的になります。

リラックスするいうことは、
『自分が表現する』ことのすべてにつながってくるのです。

そして、赤ちゃんの表現と言えば、
泣く、笑う、声を出す、
おっぱいを飲む、
ウンチをする、
手足を動かす・・・。
ことです。


そして、赤ちゃんのリラックスは
その、泣く力、
声を出す力、
おっぱいを飲む力、
手足を力強く動かす力、
蹴る力、
ウンチを出す力、
からだで表現するその子のすべての力を引き出します。

しっかり泣けること、
しっかりおっぱいを飲むこと、
しっかりウンチをすること、
しっかり手足を動かすこと。
そのことが、これからの大きな成長につながっていきます。

大人になって、自分をしっかり表現できること。
それは、赤ちゃんの時のリラックスから始まります。





― 緊張とリラックス ―

現代は、情報社会。
外からは、いろんな情報が入ってきます。
また、スピードの時代でもあります。


外(他人のことや、情報など)を強く感じる時、
人は緊張の状態になります。
(本当のリラックスではありません)

その反対に、本当の自分を感じている時、
リラックスの状態になります。
(リラックスしないと本当の自分は感じられません)

そして、急いでくる時、
焦っている時、緊張しています。

ゆったりとした時間、
ゆったりとその空間を楽しんでいる時、
人はリラックスしています。

緊張が悪いわけではありません。
バランスが大切なのです。

周りをみれば、
緊張になりやすいものに、あふれていて、
普通に生活しているだけで、
勝手に緊張側に傾いています。

だから、リラックスすることで、
バランスが取れて来ます。

赤ちゃんの過ごしている環境も、
自然なものばかりではありません。

耳から入ってくるもの(音)、
口から入ってくるもの(味)、
鼻から入ってくるもの(香り)、
からだで感じるもの(振動など)。

人工的なものは緊張を作ってしまいます。




― 赤ちゃんはもっと柔らかい! ―


私が、自分の娘に赤ちゃんの体操を続けて、
気付いたことは、
「赤ちゃんて、こんなに柔らかいんだ」
ということです。

もともと硬かったわけではありません。
いつも、抱いたり、触ったりしていて、
「赤ちゃんて柔らかいな」
と思っていたくらいです。

でも、体操をしてからの柔らかさといったら、
それ以上。
ほんと、とろけるようなからだになっています。
また、表情も。


もともと、いい表情をしていましたが、
その体操の後の顔といったら、
とろけるような何とも言えない、
輝いたように見えるほどの表情になる時があります。

そして、これが「赤ちゃん本来の状態」
なんだなと思いました。

もともと、表情も穏やかで、
おっぱいもよく飲み、
ウンチもよくして、
よく寝て。
そんな、問題ない状態でした。
もちろん、環境も悪くないと思います。

でも、体操後の柔らかさや、
表情をみて、
知らず知らずのうちに、
こんな小さい子にも、
緊張が入ってきているんだなと思いました。




― 親が出来ること ―

でも、現代社会に文句を言っても何も始まりません。
現代にしか体験できない、
いいこともたくさんあります。

自分にも、赤ちゃんにも、
悪いものを排除することは大切ですが、
きりがありません。

だから、そのあたりは出来る範囲にして、
後は、リラックスできることを、
取り入れてあげること。

親と赤ちゃんがリラックス出来ることで、
いい方法があれば、何でもいいと思いますが、

やはり、赤ちゃんはからだから緩めてあげるのが、
とてもいいと思います。

また、親と子のスキンシップにもなります。
親と子が、目を合わせて、
肌と肌で触れ合う時間は、
とても楽しくて心地いいもの。
赤ちゃんが喜ばないわけがありません。

そして、からだを触ることで、
その子の、今のからだの状態が分かります。
その子の硬いところ、柔らかいところ。など。
からだって、その子、その子で違います。
その子のからだの個性を知ることが出来ます。

そして、その日その日の体調も分かりやすかったり、
また、からだの正しい知識も分かれば、
からだに問題があった場合も、早期に見つけることもできますね。



― 親と子は鏡 ―

そんな体操をしながら思うことは、

一番大切なことは、
親自身だなということ。

私自身がリラックス出来て、
バランスよければ、
子供たちも安定しているし、
穏やか。

私自身が、
人生をイキイキと楽しんでいれば、
子供もラク。

子供が不安定な時。
だいたい、
親の自分たちが
不安定になっていますね。

でも、それは悪いことではないと思います。
まずは、それに気付くことが大切。
気付くためには、子供と向き合うことであり。
夫婦で向き合うこと。

それは、赤ちゃんの時から始まります。
からだを触りながら、
その子を感じる。
その子を感じながら、
自分を感じる。

向き合う時間。
触れ合う時間。
感じ合う時間。
そんな時間て幸せですね。

やっぱり、体操っていいな。
そう思います。




― 脳にいい ―

体操はとてもやさしいものです。
無理なことはもちろんしません。
その子その子にあった、
やり方で行います。

硬くてもいいのです。
少しづつ、その子が喜ぶように行います。

緊張が強すぎる時、
はじめは、泣いたり、嫌がる場合もたまにありますが、
そんなときは、ゆっくり繰り返ししているといつか喜んできます。

基本的にはその子が喜ぶようにしてあげます。
その子が不快な時は、緊張します。
その子が喜ぶことは、からだを緩めます。


脳科学からも考えられた体操を、
私なりに、少しアレンジした方法です。


脳性マヒなど、障害のある子供を
治すことを目的に始まった体操で、
それが健常者のこどもにもすごくいいということで
行われているもの。

脳科学の教授さんが、
その体操の効果を立証しておられます。

2012年4月4日水曜日

アタマはやわらか~く

からだの硬さは、こころの硬さ。
とは、よく言いますが、
ストレッチをしてすごく柔らかければ、
必ずこころは柔らかいというわけではありません。

でも、気持ちが、リラックスしていると、
筋肉も、リラックスしています。
特に、こころの硬さが顕著に表れるのが、
アタマです。

このアタマが硬いと、いろんなところに影響が出ます。
腰痛や肩こり・・・などなど、
また、胃腸の消化吸収が低下し、
栄養の不足になったり、
からだの筋力が低下したりもします。

アタマの硬さが関係してないものは、
ほとんどないのでは?と思うほど、
いろんな症状に関係しています。

病は気から。
とも言いますが、
ホントそうだなとつくづく感じます。

アタマを触ると、硬い人はほとんど。
でも、自分の頭を触ってもらっても、
よくわからないようですので、
いつも、耳を触ってもらいます。
アタマが硬いと、耳も硬くなっていることが、
多いのですが、
耳だとよくわかるようです。

自分の耳を触ってみてください。
そして、周りの人の耳と比べてみましょう。
自分の耳の硬さ、柔らかさがよくわかります。

現代はスピードの時代。
また、自分よりも他人を優先することが、
美徳だったり、そういう教育で育っているので、
周りの目を気にする生活になりがち。
そんな、毎日を送っていると、
自分は周りに振り回されたように感じ、
意識は外へ、外へ。

怒られないようにしよう。
嫌われないようにしよう。
丸く収めよう。
人に好かれたい。
人に評価されたい。・・・。

そんな気持ちでいると、
気持ちもからだもどんどん縮んで、硬くなっていきます。

まずは、自分を感じましょう。
深呼吸をしましょう。

また、目をつむって、耳を指でふさいでみましょう。
自分の呼吸が感じられます。
この状態を15分すると、
脳が活性化され、
アタマがスッキリします。

そうすると、
脳に血液が流れ始め、
栄養が届きます。
自律神経も整ってきたり、
全身のバランスも改善しやすくなります。

まずは、自分を感じて、
こころとからだを緩めてみましょう。

2012年4月3日火曜日

からだにいい歩き方

健康のために、
ウォーキングをされている人は多いですね。

歩くことは、とてもいい運動です。
手足の交差した動きは、
神経のバランスを善くします。

また、足を使うことは、
適度な血流を促し、
心臓なども負担が減ります。

腹筋、背筋にも、
適度な運動になります。
特に現代の人は座りっぱなしの姿勢が多いので、
腹筋や背筋が弱っています。
でも、皆さんがよくやる腹筋のトレーニングは、
腰痛のもとになりますし、
健康に適した動きではありません。
まずは歩くことが、
一番いい腹筋背筋のトレーニングになります。

そのような効果を上げるためには、
からだにいい歩き方が大切です。

間違った歩き方は、
せっかくの運動の時間がもったいない。
有効に使いましょう。

まずは、目線。
下を向かず、まっすぐよりやや上を見ましょう。
胸が開いて、お腹回りの筋肉を使った歩きになります。

次は、手足。
よくからだの前で、
手を大きく振って歩いている人いますが、
あれは、間違い。

適度に振ります。
そして、前よりも、
後ろに軽く引くように振る。
ほとんどの人が、
日常生活の中で、
手も足もからだの前で動かす動作ばかり。

後ろに引く筋肉が弱っていて、
バランスを崩しています。

簡単な練習は、
つま先立ちして歩く。
そうすると、手足の引く動作がラクにできます。
ウォーキングの途中につま先立ち歩きを入れるといいでしょう。

目線を上げて、
手足は軽く引きながら歩く。
見た目もきれいで美しく見えます。

バランスがいい歩きになるので、
代謝がよくなり、
筋肉もきれいにつきます。

美しく歩きましょう。
そして、楽しんで歩くことも忘れずに。
空や街並み、川や緑。など景色も楽しんだり、
空気を吐いたり、美味しく吸ってみたり。

美しく、楽しく。

マウスピースで筋力アップ

歯並びが悪かったり、
下あごが上あごより前にある状態では、
噛み合わせが悪く、
からだの筋力が低下し、
また、からだのゆがみにつながります。

前回のブログで書いたように、
歯の矯正には、デメリットがありますので、
まずは、マウスピースをお勧めします。

当院では、
からだの筋力の状態をみて、
マウスピースが合うのかどうか?
必要かどうか?

からだのゆがみを整えることで、
マウスピースがいらない場合もあります。

そして、マウスピースが必要な場合は、
まず、からだを整えた状態で、
自分の歯の形に合わせて形を作ります。
出来た形も、からだにあっているかどうかも、
全身の筋力やゆがみをみてチェックします。

また、時間が経過し、
からだのゆがみが整ってくるとともに、
歯のかみ合わせも少しですが変わってきます。
それに合わせて、マウスピースの形もからだをチェックしながら、
また変えていきます。
そうすることで、安全で支障も少なく、
スムーズにからだが整っていきます。

もちろん、その人その人の歯並びの状態にもよります。
歯科で見てもらった方がいい場合もあるかもしれませんが、
重度の問題でなければ、
そして、安全に行きたい場合は、
全身を整えながら、
マウスピースから始めることを、お勧めします。

ちょっと待って!歯の矯正!

歯の矯正をしている方は、多いですね。
でも、皆さん歯の矯正をするとどうなるのか、
あまりご存じではないようです。

もちろん、見た目がよくなったり、
かみ合わせがよくなる。という、メリットは知っていると思います。

でも、歯の矯正をすることで起きる、
デメリットのことは、あまり知らないのではないでしょうか?
デメリットはいろいろあるのです。

歯は、アゴや頭蓋骨についています。
その歯を固定するということは、
頭蓋骨も固定することになります。
頭蓋骨を固定すると、大変なことになります。

頭蓋骨を固定すると、
頭蓋骨の動きを止めてしまうことになり、
からだの様々なところに不具合が出て来ます。
頭蓋骨はわずかですが、
動いているんですから。


???


頭蓋骨が動く?



と、お思いでしょう。



頭蓋骨は骨ですよ。動くはずがないでしょ。



いえいえ。年齢などにもよりますし、
大きな動きではないですが、
僅かながら頭蓋骨は動いているのです。

死んだ人の頭蓋骨は、
昔の木の電信柱のように乾燥し、
硬い骨。という感じがしますが、
生きた人(生体)の頭蓋骨は、
樹液がしみわたる木ように、しなりがあります。


特に、頭蓋骨の一部の骨は、
腕や足のような骨とは、作りが違っていて、
柔軟性があるものもがります。


また、頭はいくつもの骨が組み合わさって、
一つの頭蓋骨になっています。
その一つ一つが、縫合という、
ギザギザになった面が、
歯車のように噛みあわさって出来ています。

そして、頭蓋骨のなかにある脳。
その脳を包んでいる膜が
膨らんだり、縮んだりする動きに合わせて、
頭蓋骨も骨のしなりと、縫合によって、
呼吸をするようにわずかに動いているのです。

歯を固定すると、頭蓋骨を固定することになり、
脳を包んでいる膜を固定することになります。
その膜は、脳から脊髄まで包んでいるので、
背骨から骨盤まで届いています。

結果的に、脳を包んでいる膜が緊張し、硬くなり、
それが、背骨を伝って骨盤の傾きやゆがみなどになります。

歯の矯正をしている人の、
腰痛や肩こり、けがなどの症状の多くは、
歯の矯正から来ていることがしばしば。

特に、成長段階にある子供たち(幼児、小・中・高校生)は、
頭蓋骨に柔軟性があるため、
また、骨も成長段階であるために、
影響は大きいのではないでしょうか?

歯医者さんはあまりお勧めしないとは思いますが、
歯の矯正には、
固定する方法だけでなく、
マウスピースをつけるという方法もあります。
その方が、時間はかかると思いますが、
安全で支障が少なく出来ると思います。

また、歯並びの原因は、
歯だけではありません。
頭蓋骨のゆがみ、
また、全身のゆがみも関係します。
全身をみないで、歯だけを無理やり矯正していまうのは、
からだへの負担はとても大きいものになります。

そして、子供の発達や成長も大きく影響します。
そのあたりもしっかりと子供さんと一緒に考慮されること。
メリットと、デメリット。両方あることを知った上で、
選択されることをお勧めします。

大切なおからだです。
皆さんにとって医療がマイナスにならないよう、
プラスになることを願います。

歯は命! 歯と骨盤の関係

歯の問題も、
からだの様々なところに影響します。

歯が痛かったり、
歯が抜けていたりして、
ものがうまく噛めないと、
胃腸に負担がかかります。

また、歯の影響で、
アゴに力が入りにくかったりすると、
何か作業をするときに、
からだ全身に力が加わりにくく、
腰や肩など、別のところにも負担がかかったりします。

アゴは、骨盤ととても関係があるので、
腰痛やヘルニアなど、腰の症状の原因にもなります。

骨盤がゆるくなっていたり、
ゆがんでいる場合、
その骨盤の問題は、どこに原因があるのか、
探っていき治療します。

腰に原因がある場合もあれば、
足に原因があったりと、皆さん様々ですが、
歯の問題が骨盤に関係していて、
歯やあごの状態を善くすることで、
骨盤が改善していくこともあります。

ホント、歯は命!

また、歯が痛いときなど、
ものがうまく噛めないときは、
胃腸が弱っていて、
お腹を休めたいというサインだったりする場合もあります。

硬いものを噛むと痛いのであれば、
今は硬いものを消化出来ないという、
胃腸からのサイン。

そうなると、お豆腐や、おかゆなど、
柔らかいものを自然と食べるようになりますよね。
歯の痛みにも原因があります。

もちろん、からだのゆがみの場合もあります。
歯が痛いときは、
歯医者で治療してもらうことも大切ですが、
自分の食生活や、普段の姿勢。
からだの使い方、生活リズム、
精神状態など、自分の生活を振り返ってみるといいと思います。


アゴの痛みの原因

アゴの痛みや、口が開きにくいなどの症状は、
アゴだけの問題ではありません。
からだのゆがみが大きく関係します。

アゴには、首の筋肉がついていて、
口をあけるときは、喉のところの筋肉が、
縮んで口が開きます。

またアゴは、首の傾きに大きく関係します。
口をあける時、頭を前に傾けると口が開きません。
頭が後ろに傾くことで、口は開きます。

そのため、アゴに症状がある時、
歯やアゴだけでなく、
からだのゆがみが関係していることが、
よくあります。


そして、口はものを食べるところ。
消化の第一段階です。
食べたものは、
口 → 食道 → 胃 → 腸 ・・・。
と、通っていきます。
ですから、口は食道を介して、
胃腸につながっています。

胃腸が調子悪くなって、下垂したり、
緊張したりすると、
口やアゴのあたりは、食道を伝って、
下に引っ張られます。

それによって、アゴに無理な力がかかり、
障害が出ることがあります。
アゴは、胃腸の状態や、
からだのゆがみの状態に大きく関係しているのです。
そのような場合は、
原因となるゆがみを整えると、
口が開きやすくなったり、
痛みが減り、ものが噛めるようになったりします。

歯の治療などをしても、
なかなか改善しない場合は、
ゆがみの問題が原因になっていることが多いので、
からだを整えることがおすすめです。



2012年4月2日月曜日

乳幼児の歩行器

乳幼児には、成長に適した動きが大切です。
寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、よちよち歩き・・・など。

そして、その動きが、からだの筋肉、骨などだけでなく、
脳の発達にも関係してきます。

ハイハイの動きは脳の中の、中脳の発達に関係し、
歩き動きは、大脳に影響したりと、
その時期に行う、ひとつひとつの動きは、
とても大切な意味があり、
脳の発達には欠かせないのです。

歩行器などは、
育児と家事で忙しいお母さんを助けてくれる、
大切なアイテムですね。
しかし、歩行器での手足の動きは、
子供の発育にとっては、不自然な動きであり、
神経や脳の発達にはお勧めできません。

最近は、動かせないように、
がっちり固定させて
座らせるものもあるようですね。

その子が自分で、
そして自然に行う動きが大切で、
それを妨げることは、
からだのバランスを崩してしまします。

つかまり立ちをしたり、
よちよちと歩き始めている子供に、
手を引っ張って、立たせたり、
手を引っ張って、歩かせることも、
同じように、いいことではありません。

子供の時に、何らかの理由で、
ハイハイが出来なかったり、
その時期に適した動きが出来なかった場合、
大人になっても、神経や脳の統合がうまくできないことがあります。
その場合は、それを修正する治療や、
体操が必要になってきます。

そうすることで、
からだのゆがみやねじれだけでなく、
からだの不調も、
改善する場合もあります。

しかし、もっとも大切なことは、
乳児、幼児の時期に、
成長に適した動きを親がされてあげることです。

お父さん、お母さんには大変な時期ですが、
その子の成長を願って、
いい環境を与えてあげましょう。