2013年6月14日金曜日

6月のからだ



最近、「春ころから症状を引きずっている」と来院される方が多くおられます。

その方々が共通してる点で多いのは、

4月からの生活の変化によるものです。(もちろん必ずではありませんが・・・)




「痛くなった原因はよくわからないけど、4月くらいから痛くなってきた」

でも、お話を伺ってみると、

「4月からお仕事が変わった」とか、

「仕事をはじめた。」とか。




先日、「生活は特に何も変わっていない。」と言われる方でも、

体を診させてもらうと、

”どうも、生活の変化が関係ありそう” だし、

”何か感情的な変化があったように感じる”ので、

そうお伝えすると、

「そういえば、去年の一年間はとても疲れた」と。

「3月までそれが続いた。」

ということでした。

緊張の糸が切れたような状態ですね。

体にとっては、それも大きな変化です。




受験のお子さんを持つ親御さんも、そういう方が多くおられますね。

そういう場合は逆に、ラクになって元気になりそうですが、

急な気持の変化に体もびっくりしてしまうのです。





緊張からリラックスに変わるということは、体にとっても変化ですから、

その時には、かなり大きなエネルギーを要します。

ただでさえ、つかれたからだですから、

そこに余分にエネルギーを使うということは大変なことですね。



また、体のゆがみなども大きく影響します。

気持がリラックスしても、ゆがみが原因で体がうまく緩まず、

痛みやシビレなども起こります。

そんな時は、体のどこかに硬いところが潜んでいて、

周りのリラックスについていけなかったりします。




やはり、からだとこころは連動していて、

両輪がうまく動いていないといけません。

片輪がギクシャクしていれば、車はうまく動きません。




大きな緊張から解放されてた時は大風邪をひいたりよくするものですが、

その場合も、同じことが言えます。




緊張して頑張っているときは、体の疲れはあっても、

風邪になっている場合ではないので、

極力、体からの疲れを感じないように、

また、体からのサインを無視するように

無意識のうちにできています。

しかし、その蓄積が大きくなればなるほどリラックスした時、

ガーーっと出たりもしますね。




やらなければいけないことは皆さんたくさんありますね。

頑張ることも大切です。

ただ、そんな時疲れを無視しすぎていたり、

日頃からの体のメンテナンスをおこたっていると、

後で大変なことになります。



心や体に耳を傾けることや、

体をメンテナンスすることはとても大切なことですね。





あと、この季節は食生活も大きく変わってきます。

冷たいものや、麺類、甘いもの、辛いもの・・・。

胃腸の負担をあたえすぎないよう、

気お付けてください。

よく噛むことも、小さなこととお思いかもしれませんが、

とても大切なことです。




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