2013年7月24日水曜日

子供たちのホルモンバランス 「やはり、お皿は陶器が理想」 大人も。

うちには、1歳半の子がいるんですが、

1歳半となると、行動範囲も広がり、元気いっぱい。

食事はよく食べ、食べ物を散し、よくこぼして、

本人はとても楽しんでいます。

親は大変ですね。




お皿も、しょっちゅう落としますよね。

落とすたびに割れたりしたら、

危ないし、片付けが大変。

ただでさえ親は大変なのに、また仕事が増えてもたまりません。

そんなことから、1歳、2歳くらいの子は

プラスティックのお皿を使っているご家庭が多いのではないかと思います。




ただ最近は、「環境ホルモン」のからだへの影響もご存知の方も増えて、害の少ない種類の商品が売られるようになりました。(※環境ホルモンとは、プラスティックなどの石油製品や大気汚染などがからだに影響するホルモンのようなもののこと)

ただ、まだそれで安全かというと分かりません。

まだ発見されていない物質もあるかもしれませんし、

害があるといわれている商品も売られています。

また、プラスティックの影響のことはなんとなく知っていても、

どこまでの害があるのかご存じない方も多いかと思われます。




近年は、そういった「環境ホルモン」により、

さまざまなからだへの影響が問題になっていますが、

特別大きな問題だけでなく、

身近にある、生理痛や、月経不順、不妊症・・・。

そこからくる、子宮筋腫、子宮内膜症・・・。
(婦人科のがんになる確率が高くなるそうです)

また、男性では、精子の数が少ない問題など。

当院でも、そういった婦人科の影響からくる腰痛の方や、

また、骨盤周りや、足の問題。

頭痛や肩こりにも影響していることは、少なくありません。

年齢がましてきて、更年期障害もあります。




日々生活では特に目立った問題はないので、

ほとんどの方が大丈夫だろうと過ごしていますが、

目に見えない小さなことが、日々繰り返され、それが積み重なっていくと

だんだんと大きな問題につながっていくことが、

最近分かってきています。





医療はどんどん発展しているのに、

病気は増える原因は、そんなところにもあるのかもしれません。




自分のからだはもちろんのこと、

自分たちの未来の子供たちにも、

将来もっと幸せに元気に暮らしていってほしいですものね。






プラスティックにもいろいろな種類があります。

現段階では、害がないといわれている、ポリエステルなどのポリ系のものや、

害があると確認されていても、まだ商品として売られているものなど。

特に害があるといわれているものは、以下のものです。





・PCB(ポリ塩化ビニール)

・ノニルフェノール   プラスティック容器の表面処理によく使われる

・ダイオキシン     ごみ燃焼により発生する。日本が一番多い。

・スチレン        カップラーメンノ容器など。

・ビスフェノールA   ポリカーボネート製の食器。透明な硬いプラスティックであるポリカルボネート(特に哺乳瓶)から溶出される。

・フタル酸エステル   プラスティック製品の形を変えるための添加薬品類。界面活性剤や酸化防止剤にも入っている。



これら以外にも、まだありますが、主なものとしてあげてみました。





話は、こどものお皿に戻りますが、

陶器のお皿で割れないものはありませんが、

割れにくい「強化磁器」という、

土ではなく砂から作られたものがあります。




プラスティック製品は、

熱によって発生するものが害になりやすいですので、

健康に気をつけられたい方は、

是非、陶器をお勧めします。




あまりこだわりすぎても、よくないですが、

この「環境ホルモン」は積み重ねると、

非常に影響が大きいですので、

真剣にお話させていただきました。



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