2015年10月25日日曜日

赤ちゃん達から、僕が教わってること

【赤ちゃんとの会話】

昨日の、11ヶ月の赤ちゃんのセッション。

階段から落ちて、ハイハイがうまくできないと。

他で治療を受けて、手を診てもらったけど、よくなったのかわからないと。

そして、診たら原因は手ではなく、首のねじれ。

でも、話を聞いてみると、出産時の問題で、普段から引きつけを起こしたり、深く眠れないなどの症状があると。

僕は、首を支えて、お腹と背中の肌を直接触り、さする。

今日のこの子のポイントは首とお腹と背中。からだを診て、触って、「あ〜ここだな」と分かる。そして、緊張していたその子のからだは、自然と緩み、脱力し、眠くなり、お母さんにうずくまり、そして泣きながら、ウトウトし始める。

そして、だんだんと緩む。だんだん緩んで、緩んだ表情で僕に話しかけてくる。

「そう、そこ!」「そこを緩めて欲しかったんだ!」そう言って、また泣きながら、また一つ力が抜けて、寝入ろうとする。

泣きながら、

「実は、怖かったんだ・・・」

「階段から落ちた時も、引きつけを起こす時も。出産の時も。。。」

「寂しかったんだ・・・」

「この気持ちをわかって欲しかった。お父さん、お母さんに知って欲しかった。そして、触ってほしかった。もっと構って欲しかった。こっちを向いて欲しかった。。。」

もう、からだで。表情で、目いっぱいに僕に話しかけてくる。話しかけてくるというか、訴えてくる。言葉も何もない。泣きながらウトウトしながら、ただ、からだで訴え、しゃべってくる。

僕は、自然と、
「大丈夫だよ。大丈夫。大丈夫。」
「怖かったね。怖かったんだね。」
「もう、大丈夫だよ。」
と。さすりながら、話している。

そして、安心しきって寝入る。

お母さんのからだに思いっきりからだを預けて、ベタ〜〜っと、吸い付くように。脱力しきって。

「こんなに深く寝たのは初めてです。」と、お母さんは驚く。

これは、お母さんにも気付いてもらったという安心感も大きいのかな。

そしてこの子は、ひきつけの症状は、病院では方法がないと言われていたようですが、これから施していけば、少しづつ変わってくると思います。

いつも、僕はこうやって、小さな子から大切なこと教えられます。そして、これを親御さんだけでなく、多くの人に伝えて欲しいと言われているように思います。

ただ、首を支えてお腹と背中をさするだけ。ポイントが分かれば、こんな単純なことで、小さな子のからだはみるみる変わってくる。

でも、テクニックだけではないんだと、いつも思う。

ただ触るだけでは足りないんです。服の上からでもなく、肌を直接触って、目を見て、気持ちを感じる。そうすることで、やっと目の前の子が僕にからだを許してくれて、からだが変わってくる。

脱力。

この「脱力」が、「その方法であってるよ。」というサイン。そのサインに従って、僕は施していく。

そして、日々脱力できることが、脳の発育がうまくいっているサイン。

でも脱力出来ていない子が多い。大した症状でなければ、それに、親御さんは気づいていない。症状があっても病院では、どうすることもできないと言われ、どうしたらいいか分からない。でも、子供たちはいつも一生懸命訴えている。僕のところに来た子は、

「泣いても、わめいても、どうやっても伝わんないからさ、あんたから言ってよっ!」

って言っている感じなんです。だけら、僕から伝えているという感じ。

小さな子たちが、僕に、肌で触れ合うこと、目を見ること。気持ちを感じ合うこと。そして、楽しむこと。

そんなことを、僕にも教えてくれて、それを伝えるように言っている感じです。





からだの栄養バランス、筋力バランス、
ゆがみなど、チェックしたい方、
体調の改善、メンテナンスしたい方は、
セッションで診ることができますので、
ご相談ください。


モンキーポッド(みどりい整骨院内) 
からだバランスマスター 西尾龍伸
広島市安佐南区緑井4-11-12  
050ー5274−9031   info@midoriico.com



0 件のコメント:

コメントを投稿