2015年5月8日金曜日

変わり行くものと、変わらないもの

今、世の中は凄まじい勢いで変わっているようですね。医療の分野もどんどん発展し続けています。国の情勢も厳しく、健康保険で取り扱える物も限られて来ています。日本もアメリカのように民間の保険に変わることも遠くないかもしれませんね。

しかし、変わっていくものがある中で、変わらない大切なものもあると思います。こういう、変化の時代だからこそ、大切にしないといけないことがあるんじゃないのかな?

医療も発展し、いろいろな新しい治療法が開発されています。健康法も溢れています。しかし、病気になる人の数は減るどころか逆に増えてます。よく聞くフレーズです。

新しい治療法や、薬など対処療法的なことばかりに頼り、それを繰り返していると、問題が複雑になります。

実は問題はシンプルです。
様々な原因は、生活の中にあります。
もっと身近なところに。
体の使い方かもしれません。
普段の姿勢かもしれません。
食事の取り方かもしれません。
物の考え方や気持ちかもしれません。

表面的なことばかりにとらわれるのではなく、そこにある根源的なところに目を向けてみると、答えはもっと簡単なところにあるかもしれません。問題を複雑にするのではなく、シンプルにしていく。

いろいろな問題の原因を掘り下げていくことで、様々な問題の根源は同じだったり、一つだった。ということは少なくありません。

それは、「自分と向き合う」「自分のからだと向き合う」大切な時間です。
人任せではなく、薬任せでなく、
自分で治すということ。

からだの声に耳を傾ける。
からだからの声や、メッセージを聴く。

それは、遠回りのようで、実は近道だったりします。

「もっとからだを大切に使って!」
「このままだと5年後、10年後に病気になるよ」と、言っているのかもしれません。

その声に応えることが、今の幸せと、5年後、10年後の幸せにつながっていきます。

自分と向き合う。
家族と向き合う。
クライアントさんと向き合う。

大切なからだだからこそ、
大切な人生だからこそ、
この「向き合う」ということはかわらず大切にしていきたい。

変化の時代、スピードの時代ですが、
それはこれからも変わらず続いていくことだと思います。

この「向き合う」場として、
僕はそのお手伝いをしていきたいです。

新しいものが悪いのではなく、素晴らしいものもあると思います。そこは、向き合うことを大切にしながら上手に取り入れていくことだと思います。

新しいものを取り入れる際に、からだの基本を知っていることももうひとつ大切なことです。からだの構造や仕組みを知れば、それが自分にとって必要なことかどうかがはっきりしてきます。

多くの場合、それが分からないまま、新しい情報に飛びついてしまいます。
「あれがいいよ〜」
「これが効くよ」
と言われると、ついつい手が伸びますが、基本の情報あっての、新しい情報です。

そのような様々な情報に惑わさず、その人にとって必要な情報だけ取り入れられるお手伝いも続けていきたいと思います。

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