乳幼児には、成長に適した動きが大切です。
寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、よちよち歩き・・・など。
そして、その動きが、からだの筋肉、骨などだけでなく、
脳の発達にも関係してきます。
ハイハイの動きは脳の中の、中脳の発達に関係し、
歩き動きは、大脳に影響したりと、
その時期に行う、ひとつひとつの動きは、
とても大切な意味があり、
脳の発達には欠かせないのです。
歩行器などは、
育児と家事で忙しいお母さんを助けてくれる、
大切なアイテムですね。
しかし、歩行器での手足の動きは、
子供の発育にとっては、不自然な動きであり、
神経や脳の発達にはお勧めできません。
最近は、動かせないように、
がっちり固定させて
座らせるものもあるようですね。
その子が自分で、
そして自然に行う動きが大切で、
それを妨げることは、
からだのバランスを崩してしまします。
つかまり立ちをしたり、
よちよちと歩き始めている子供に、
手を引っ張って、立たせたり、
手を引っ張って、歩かせることも、
同じように、いいことではありません。
子供の時に、何らかの理由で、
ハイハイが出来なかったり、
その時期に適した動きが出来なかった場合、
大人になっても、神経や脳の統合がうまくできないことがあります。
その場合は、それを修正する治療や、
体操が必要になってきます。
そうすることで、
からだのゆがみやねじれだけでなく、
からだの不調も、
改善する場合もあります。
しかし、もっとも大切なことは、
乳児、幼児の時期に、
成長に適した動きを親がされてあげることです。
お父さん、お母さんには大変な時期ですが、
その子の成長を願って、
いい環境を与えてあげましょう。
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