2012年4月2日月曜日

乳幼児の歩行器

乳幼児には、成長に適した動きが大切です。
寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、よちよち歩き・・・など。

そして、その動きが、からだの筋肉、骨などだけでなく、
脳の発達にも関係してきます。

ハイハイの動きは脳の中の、中脳の発達に関係し、
歩き動きは、大脳に影響したりと、
その時期に行う、ひとつひとつの動きは、
とても大切な意味があり、
脳の発達には欠かせないのです。

歩行器などは、
育児と家事で忙しいお母さんを助けてくれる、
大切なアイテムですね。
しかし、歩行器での手足の動きは、
子供の発育にとっては、不自然な動きであり、
神経や脳の発達にはお勧めできません。

最近は、動かせないように、
がっちり固定させて
座らせるものもあるようですね。

その子が自分で、
そして自然に行う動きが大切で、
それを妨げることは、
からだのバランスを崩してしまします。

つかまり立ちをしたり、
よちよちと歩き始めている子供に、
手を引っ張って、立たせたり、
手を引っ張って、歩かせることも、
同じように、いいことではありません。

子供の時に、何らかの理由で、
ハイハイが出来なかったり、
その時期に適した動きが出来なかった場合、
大人になっても、神経や脳の統合がうまくできないことがあります。
その場合は、それを修正する治療や、
体操が必要になってきます。

そうすることで、
からだのゆがみやねじれだけでなく、
からだの不調も、
改善する場合もあります。

しかし、もっとも大切なことは、
乳児、幼児の時期に、
成長に適した動きを親がされてあげることです。

お父さん、お母さんには大変な時期ですが、
その子の成長を願って、
いい環境を与えてあげましょう。


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