しかし、成長段階において、
間違った方法(抱き方、寝かせ方、歩かせ方・・・etc)によって、
からだに問題が残ることがあります。
また、けがなどにより、手や足を固定したり、
からだの動きを制限してしまうことがあると、
神経や脳の発育に影響し、
その問題が大人になっても残っていることがあります。
見た目にはよくわからなかったり、
生活も普通にできるので気がつかないケースも多くあるようですが、
腰痛や肩こりなどに関係していたり、
内臓の問題や、からだの様々な問題に関与していることがあるようです。
その場合、
適切な診断と、治療(または適切な運動)が必要になります。
治療でもそういう問題に、
対応した方法があります。
もちろん、すべての問題がクリアーになるわけではありません。
重度の問題であれば、
より適切な運動も必要になってくるでしょう。
しかし、からだのゆがみを整えるための一つの方法としては、
とても有効な治療です。
そこで、もう一つ大切になってくるのが、
乳児期、幼児期の育て方です。
抱き方、目の使わせ方、手、足の使い方など、
その時期時期にあった方法や、
遊ばせ方が必要のようです。
成長にしたがって、
こどものからだの使い方も変わってきますが、
寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、・・・。など、
その時にする動きに平衡して、
脳の発達する場所も変わってきます。
そのためには、
親や周りの大人の知識も必要になってきますが、
まずは、子供の動きの邪魔をしないことが大切。
その子が動きたいことを制限してしまうことを、
排除していくこと。
例えば、動きにくい服装により、
手や足の動きを制限していれば、
動きやすい服装に。
抱き方も、正しい抱き方もありますが、
まずは、片方ばかりに偏らず、
右、左と、両方同じように抱くこと。
また、お母さん、お父さんの抱っこする大人が、
ゆがんでいると、抱っこされている子も
ゆがんだ状態になります。
大人のからだの状態も大切になります。
子供にいい抱き方なども、
またお伝えします。
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