2012年3月5日月曜日

コリをほぐすのは、よく考えて


筋肉のコリは、ほぐしてはダメ。

肩こり、腰、うで、あし・・・など、
凝っているところを、ほぐす。というのは、
当たり前のようになっていますが、
からだにとっては、ダメージになることが、
多くあります。

筋肉の繊維は、とてもデリケート。
ゴリゴリと揉みほぐすようなやり方では、
筋肉の繊維は、痛んでしまいます。

マッサージ屋さんや、治療院、エステなどでは、
そういうところがいまだに多いようです。

マッサージ機に寝てゴリゴリやっている人も、
おられるでしょう。
電気屋さんの、マッサージ機のコーナーは、人気ですね。
寝ている人は、とても気持ちよさそう。
でも、ゴリゴリしている筋肉には、本当はよくありません。

その時は、気持ちよくてほぐれたように感じます。
凝った筋肉も、柔らかくなって、よくなった~と思えます。
しかし、よく耳にする言葉は、


「その時はいいんだけどね。」


皆さん、よくわかっておられます。


筋肉は、揉んで柔らかくすると、
筋肉の繊維に、小さな傷がつきます。
その時は、ほんの微量な傷なので、気がつきません。
痛くもなんともないし、気持ちいいだけ。
もしくは痛気持ちいい。

しかし、それを繰り返し、繰り返していると、
筋肉は、傷つき、傷つき、を重ね、
まるで、かさぶた(瘡蓋)が何層もできるように。
または、瘢痕が何層もできるように、
どんどん、硬い硬い筋肉になっていき、
そして、伸び縮みが出来ない筋肉になります。

伸び縮みが出来ない筋肉と言うのは、
筋肉に力が入らない状態です。
でも、日常生活は普通にできるし、
物も持てるので、本人は力が入らないなんて、
気がつきいませんが、筋肉テストをすると、びっくり。
本当に力が入らなくなっていることが多いのです。

つづく。


次回は、筋肉のコリの原因。
そして、揉みほぐすことをしなくても、
よくなる方法をお伝えします。

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