2015年8月8日土曜日

【 医療と健康保険と本当の健康 】

普通に考えれば、ありえないことだけど、お医者さん、歯医者さん、僕たち接骨院など。健康保険を取り扱っている人たちは、毎年使われている国の健康保険料がどんどん減るように仕事をすることが、僕は大切なことだと思ってます。

自分のところの院に入ってくる保険収入が、増えるよう頑張ることは当たり前かも知れないけれど、皆んながそう考えてると、国の医療費は増えつづけます。

そして、患者さんが元気になると、来てもらえなくなるので、ある程度回復したところで、また来てもらえれば。という心理が働きやすくなります。

そうすれば、健康になる人は増えません。現実、病気の人は毎年増え続けています。

もちろん、医療は必要なことだし、医療の現場でお仕事されている方たちは、一生懸命です。患者さんのために尽くされています。

しかし、日々の大変なお仕事の中でも、個人の収入や院の儲けだけでなく、患者さんの本当の健康、医療が必要になくなる人が増えることを意識し続けるとこが大切だし、それが自然なことだと思うんです。

だって、自分の大切な家族だったら、お医者さんにお世話になってばかりだと、何とかしようと思うはず。

経済のことはよく分かりませんが、皆んなが自分の身体のためにお金を使うことは、経済的にもとてもいいことなんだろうと思います。

しかし、それは医療や国の保険料から、予防や美容に変わっていけばいい。

医療費が増えても、健康になる人は増えません。

それが、予防やメンテナンスの方にドンドン使われれば、病気の人は減るはず。

経済が破綻した夕張では、医療がつかえなくなり、自宅で体操をする人が増えた。その結果病気の人が減った。というのをテレビで見ました。

今の医療がこのまま続くことはないと思うし、近い将来大きく変わってくるとは思いますが、医療のあり方や、僕たちの本当の健康について、僕たち医療に携わる人たち、お医者にかかる人たちが、向き合うべきことだと思います。

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