2015年11月26日木曜日

4歳のお子さんのからだを大切に思われている親御さん

今日のセッションに来られた、4歳の男の子と、お母さん。

男の子の両足の第2指の指が、生まれた時から親指の上に重なっていて、
それが

・からだの足以外の腰や首など別のところに負担になっていないか?
・今後の成長に影響はないか?
・何かしてあげたらいいことがあるかどうか?

そんな想いで、来られました。

「整形外科では、レントゲンくらいで、処置としては、装具をつけるかどうかという話くらいなので、もっとからだの本当の原因が知りたいんです。」

「でも、痛いとか症状があるわけではないので、こんなので来て良かったですか?」と、お母さん。

「まさしく、僕の専門です。」

からだをいろいろチェックしてみると、一つの善くなるポイントは足の指ではなく、膝でした。

膝をよくすると、力が入りにくかった、足の指と足首に力が入り始め、動きにくかった股関節が柔らかくなり、股関節の動きが大きくなりました。

それをお母さんに診てもらい実感していただくと、

「不思議です。」
「本当に膝で変わりますね。足の指なのに。」
「膝なんて、なかなか分かんないですよ。」
「整形では、装具をつけることだけの話なのに」

と、驚かれていました。

しかしそれは、どこの筋肉に力が入っていないのか?その神経はどこから来ているのか?そして、それは脳か?脊椎か?足か?関節か?筋肉か?

そして、その子の動きを観察していると、かばっている動きや、左右左などがわかる。そういうことを分析していけば、自ずと隠れた「善くなるカギとなるの部分」がわかってきます。

膝は足の、動きにくいのをかばって起きた二次的な問題で、この膝の状態が足の指をより使いにくくしていました。

今後は、足の指も施してあげることがあるかもしれませんが、まずは膝の施しから始まります。

今後も、成長の段階において、施してあげるところが変化したり、日々のメンテが必要ですが、親御さんのできる範囲で続けていきながら、セッションもしていくことで、この子の成長が少しでもスムーズに向かいやすくなると思います。

この度は、親御さんが医療関係でお仕事されているということもあってか?からだのことにとてもご理解があって、セッションもスムーズに進みました。


でも、こういうちょっとしたからだのバランスを大切にすることが、今後の5年10年後・・・に大きく影響してきます。そいうことを考えて、お子さんを大切に思われてセッションに来られ親御さんは、ほんと素敵だなと思います。

モンキーポッド(みどりい整骨院内) 
からだバランスマスター 西尾龍伸
広島市安佐南区緑井4-11-12  
050ー5274−9031





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