2015年11月26日木曜日

手を引っ張って、肘が抜けた子のからだとは

小さなお子さんには、手を引っ張った時に肘が抜ける子がいます。

 肘が抜けるとは、肘の脱臼したことを言います。医療機関での治療は、それをハメてあげます。

整形外科的には、脱臼する子は、肘が脱臼しやすい骨の形になっているとか、骨が成形(成長)が遅いから。と言います。

原因は骨の形の問題だと。だから、脱臼したところをハメて、

「あとは骨が成長するのを待ちなさい」で、終わり。

まさに、部分的にしか診ない。パーツパーツでしか考えられない。ロボット的な考えが整形外科的なところ。

しかし、からだは本当のところ、そうではありません。

脱臼する子のからだをきちんと診ると、一目瞭然。

原因は、多くの場合違うところにあります。からだはつながっています。ロボットではない。

それは、からだ全体が緊張していること。

 特に胸や、肩が硬くて、そこの柔軟性が少ないことで、手を引っ張った時に胸や肩が伸びなくて、肘だけに引っ張るか力がかかり、抜けてしまっているということ。

これは、「からだと脳が緊張気味な状態」というサイン。

だから、肘がハマれば終わりではなく、からだと脳の緊張を緩めてあげることが必要なんです。

僕のブログでも、セミナーでも再三言っている「子供の緊張と脱力」

やはり、脱力できることが大切です。

これは、緩めてあげなければ、将来の心の問題、怪我しやすいからだ。大人になってからの病気、腰痛、肩こり、生理痛、などなど。にも繋がることは少なくありません。

病気になっても、それが関係していたなんて、そこまでの追求ができない病院ではわかりません。

でも、脱力ができる子ほど、大きくなっても怪我をしません。病気にもなりにくいのが現実。

肘が抜けたことだけで終わらさず、からだの緊張を緩めて欲しいという本当のサインに応えてあげることが大切。


そのちょっとしたことが、いつも言う10年後20年後・・・に大きく左右します。



モンキーポッド(みどりい整骨院内) 
からだバランスマスター 西尾龍伸
広島市安佐南区緑井4-11-12  
050ー5274−9031

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