2011年6月17日金曜日

妊婦さんのからだ 【つわりは我慢しなくていいかも】

妊娠中のつわりは、我慢しかない。と、嘆いている方は、多いと思います。
「しんどい」と、病院に相談すれば、薬を勧められるところでしょうか?
でも、やはりお腹の子のことを考えると、なるべく薬は避けたいところですよね。

結局、”つわりはしょうがないこと” “時間が過ぎるまで我慢”
それが当たり前になってきているようです。

でも、つわりは軽くできる場合もあります。
もちろん、すべての方がラクになるわけではありませんが、
ラクにできるケースはあります。

妊娠中のからだは、成人になってから最もからだが変化する時。
からだのなかでは、いろいろなことが起きています。
だから、つわりが起きて当たり前。
でも、つわりの少ない人もいますし、つわりのない人もいます。
なぜ、私だけ???それには、人それぞれの原因があるようです。


からだのゆがみも原因のひとつ。
妊娠中は、からだのあらゆるところが、やわらかくなっていきます。
骨盤や、お腹だけでなく、からだのすべての部分がゆるんで、広がっていきます。
お腹に宿った子供がこれから大きくなり、
ゆったりとやわらかいお腹の中で、穏やかな水の中で気持ちよく過ごせる。
そんな心地よい環境になるために、からだは日々変わっていっています。

そんな中、もともと持っていたからだの硬いところがあると、
ゆるみたいのにゆるまらない、と、からだはぎくしゃくしてきます。
「あれ?広がろうとしているのに、広がっていかないよ!?」 「ゆるまないよ?」と。
そして、それがつわりという症状となって、教えてくれます。

妊娠するまで、妊婦になるまでは、気付かなかったところや、
そんなに気にしていなかったところが、「ここ硬いよ!」
「ここ、ゆるまないよ!」と、教えてくれているのです。

そして、その硬いところは、放っておけば、産後やまたその後、何年後・・・となる頃には、
何らかの問題として出てくる可能性は低くありません。

それを、このタイミングで教えてくれているということは、
お腹の子供のためだけでなく、今後の将来の自分のからだのためにも、
「今、からだを整える時だよ」と、教えてくれていたりします。
この話は、つわりの原因のひとつにすぎませんが、
その1つでも解消できれば、からだは幾分かラクになります。

もちろん、妊婦さんのからだはとても繊細で、大切な時。
そして、とても敏感な時ですので、
とてもソフトで安全な方法であれば、
からだは変わることもあります。

(写真は近くの喫茶店にて)



みどりい整骨院[ボディー&メンタルコーチ・モンキーポッド]  西尾龍伸
広島市安佐南区緑井4-11-12  082-876-0115 
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