2011年6月30日木曜日

骨盤

骨盤は大切なところです。

女性は子宮や卵巣があるところなので、
婦人科の問題にも関係しやすい。
大腸もあるので、消化や便も関係してきます。

骨盤はゆがんでいるだけでなく、
緩くなっているケースをよく見受けます。

整形外科的な考え方や、
カイロプラクティックでは、
かなりに緩くなっている骨盤は、
完全に治るケースは少ないと言われています。

私も今までの経験から、
完全にゆるくなった骨盤は
骨を支持する靭帯(ベルトのように締める役目)
が伸びてしまっているので、
そこが縮まることは少ないとは思っています。

ただ、伸びたところはそのままでも、
骨盤が締まりやすくなるための改善は、
十分にできることはあると思っています。

よく「骨盤矯正」と、いうことを聞きますが、
そのほとんどが、
治療後、骨盤の緩くなって伸びたところは治っていません。
何をしているのかというと、
締まりやすくしているということです。

ようは、ゆがみを整えるということ。
骨盤が開いているからといって、
骨盤を一生懸命締めたり、締める体操をしたり、
ガチャガチャと矯正したり
(腰を強くひねったり、ひどくボキボキすることは骨盤をかなり緩めてしまいますので、くれぐれもお気を付け下さい。)
しても、からだがゆがんでいると、
またすぐに戻ってしまします。


逆に、骨盤が開いてしまった原因となるところを探し出し、
その原因となるところや、からだ全体のゆがみを整えると、
骨盤を締めなくても、勝手に締まっていきます。

ただ、最近よく思うことは、
本当にゆるくなったところが完全に治ることは、
不可能ではないかも?ということを思います。
常識で考えれば、かなり可能性は高くはないでしょう。
でも、本当にからだの芯から劇的に。
またその人の意識までも劇的に変わってしまえば、
そういうことも、あり得ないことでもないのかな?と思います。

今の段階では、そういう可能性ももちつつ、
現実としてその人の状態をしっかりと見極め、
その人に合った方法で、
その方に合ったペースで改善していくことだと思っています。

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